APJ・カニエテAPJ共催「盂蘭盆」

令和4年8月23日
御臨席の皆様
 
おはようございます。本日は盂蘭盆の法要にご招待いただき誠にありがとうございます。ここカニェテの地を初めて訪問し、法要に出席できることをとても光栄に存じます。日本大使館を代表し一言御挨拶申し上げます。
 
日本人のペルーへの組織的移住が開始されて、本年は123周年に当たります。この間、我々の先達は時として大きな困難と試練に遭遇しましたが、そのような逆境の中にあっても挫けず地道な努力と実績を重ね、ペルー社会の発展に寄与し、信用を勝ち取られて来られました。このような先駆移住者の存在なくしては今日の良好な両国関係を語ることはできません。
 
日本大使館としては、来年の外交関係樹立150周年も見据えつつ、先駆移住者が残された大きな遺産を引き続き、日系社会と協働して日ペルー関係の更なる強化に努めて参ります。
 
この機会に、盂蘭盆を主催して頂いたペルー日系人協会、およびカニェテのペルー日系人協会の尽力に敬意を表しますとともに、カサブランカ墓地と慈恩寺を維持するために尽力頂いている関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
 
最後に、今日の日系社会の繁栄が先駆移住者の苦難の歴史の上にあることに改めて想いを馳せ、謹んで皆さまの先祖の御霊が安らかならんことをお祈り申し上げて私の挨拶といたします。

ありがとうございました。