ロレート州マラニョン川での観光船の拘束事案の発生
令和4年11月4日
在ペルー日本国大使館
○3日、ロレート州ウラリナス町マラニョン川を航行中だった観光船が、地域の住民によって拘束される事案が発生し、150人程度が拘束されています。
○地域住民は、マラニョン川で発生している油流出被害にペルー政府が対応しない場合、6~8日間拘束すると述べています。
○同河川流域では、同様の事態が発生する可能性が排除できませんので、立ち入らないでください。
報道によれば、3日、ロレート州ウラリナス町マラニョン川を航行中だった観光船が、クニニコ地域の住民によって拘束される事案が発生しました。同船に乗船していた外国人を含む150人程度が拘束されていると報じています。
地域住民は、9月よりマラニョン川で発生している油の流出に対する被害に、ペルー政府が対応しないことによる抗議の活動としており、ペルー政府が対応しない場合、6~8日間拘束すると述べているとのことです。
同河川や、油流出被害の影響を受けている下流域の河川では、同様の事態が発生する可能性が排除できませんので、立ち入らないでください。