プーノ州に対する夜間行動制限令の延長
令和5年1月25日
在ペルー日本国大使館
○ペルー政府は、プーノ州全域に発出されていた夜間行動制限令を、1月25日(水)から10日間延長しました。 1 ペルー政府は、プーノ州に対し、1月15日(日)から1月24日(火)の10日間で発出した夜間行動制限令を、1月25日(水)から2月3日(金)まで10日間延長しました。制限令の該当時間内においては、必要最低限の目的以外の行動が制限されます。 【期間:1月25日(水)~2月3日(金)の10日間】 プーノ州全域 20:00から04:00 官報(スペイン語のみ): https://busquedas.elperuano.pe/normaslegales/decreto-supremo-que-prorroga-la-inmovilizacion-social-obliga-decreto-supremo-n-013-2023-pcm-2145835-1/ 2 反体制派による道路封鎖や抗議活動が継続しており、治安当局との衝突により死傷者が発生しています。一部では抗議活動が暴徒化し略奪も発生しています。抗議活動には絶対に近づかないでください。また、陸路での都市間移動は、道路封鎖により立ち往生する可能性が高いので絶対に避けてください。 3 道路封鎖や空港閉鎖により、立ち往生するなどお困りの邦人旅行者の方がいましたら、日本大使館までご連絡ください。 4 昨年12月18日より、日本政府は、首都リマ市など一部地域を除いたペルー全土に対して危険情報のレベル2(不要不急の渡航は止めてください)を発出しました。一部地域にはこれまでもレベル3(渡航は止めてください)が発出されています。 また、2023年1月15日より、ペルー政府は、リマ首都圏及びプーノ州を含めた一部地域へ30日間の非常事態宣言を発出しています。 (危険情報) https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2022T103.html#ad-image- 5 ペルーの情勢は流動的です。現在、ペルーに滞在中の方は、不測の事態に巻き込まれたり、立ち往生することがないよう、最新情報の入手に努めて注意してください。これからペルーへの渡航を検討している方は、不要不急のペルー渡航は見なおしを検討することをお勧めします。 6 非常事態宣言の発出により、ペルー国内では警察と軍が治安対策にあたり、期間中、人身の自由、住居の不可侵、集会の自由及び通行の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されます。 7 ペルーへ渡航・滞在を予定される方、及び既に滞在中の方は、不測の事態に巻き込まれないよう、以下のような安全対策を心掛け、十分注意してください。 (1)報道等で最新の治安情報の入手に努める。 (2)所持品は最小限度に留め、目につかないように携行する。身分証は必ず携行する。 (3)普段は比較的安全と思われる場所でも注意を怠らない。 (4)強盗に遭遇した場合、抵抗することにより傷害、殺人事件に発展するケースもあるため絶対に抵抗はせず、身の安全を第一に行動する。 (5)デモ等が実施された場合には近づかず、デモ等に遭遇した場合は速やかにその場から離れる。 (6)抗議活動が暴徒化した場合の標的になる可能性のある政府機関や警察関連施設には、必要のない限り近づかない。 (7)渡航・滞在する場合、道路封鎖等に備え、普段より時間に余裕をもって行動する。