北部を中心とした大雨に関する注意喚起
令和5年4月3日
在ペルー日本国大使館
○ペルー気象庁が、4月1日から3日にかけて、北部のトゥンベス州、ピウラ州、ランバイエケ州を中心に大雨のおそれがあると発表しています。
○1日あたりの降雨量は、北部各地で15~75mmを越えることが予想されています。
○最新の気象情報の入手に努め、危険な兆候があるような場合は、身の安全を第一に行動してください。
1 ペルー気象庁(SENAMHI)によれば、4月1日から3日にかけて、北部のトゥンベス州、ピウラ州、ランバイエケ州を中心に大雨のおそれがあると発表しています。
2 予想される1日あたりの降雨量は、トゥンベス州とピウラ州の沿岸部では75mmを越えることが、ランバイエケ州では20mm、ラ・リベルタ州では15mmと予想されています。
3 最新の気象情報の入手に努め、危険な兆候があるような場合は、身の安全を第一に行動してください。特に、北部を中心に既に大雨の被害が続いています。家屋の浸水被害に加えて、土砂崩れや道路の損壊なども発生しています。地盤が緩んでいますので、家屋の倒壊や土砂崩れに気をつけて、川や沢などには近寄らないようにしてください。
4 ペルー政府は、降雨被害に対応するため、全国各地に3月13日から60日間の非常事態宣言を発出しています。この宣言により、降雨被害に、即時、適切な対応をとることとしています。
【対象地域】
以下の州内の町(Distrito)に対して対象を指定しています。詳細は以下の官報をご確認ください。
最高令第34号(スペイン語のみ)
カハマルカ州、ラ・リベルタ州、ランバイエケ州、ピウラ州
https://busquedas.elperuano.pe/normaslegales/decreto-supremo-que-declara-el-estado-de-emergencia-en-vario-decreto-supremo-n-034-2023-pcm-2159530-1/最高令第35号 アンカシュ州、アプリマック州、アレキパ州、アヤクチョ州、クスコ州、ワンカベリカ州、ワヌコ州、イカ州、フニン州、リマ州、モケグア州、プーノ州、タクナ州 https://busquedas.elperuano.pe/normaslegales/decreto-supremo-que-declara-el-estado-de-emergencia-en-vario-decreto-supremo-n-035-2023-pcm-2159530-2/
5 最新の気象情報の入手に努め、お住まいや滞在している場所で浸水や河川の氾濫、土砂崩れ等の危険な兆候があるような場合は、お住まいの市役所などの指示に従って、身の安全を第一に行動してください。 【最新情報の入手先】(ツイッターやフェイスブックが迅速です) ペルー気象庁(ツイッター) https://twitter.com/senamhiperu
国家防災庁(ツイッター) https://twitter.com/indeciperu
ペルー国家緊急センター(ホームページ) https://www.gob.pe/10140-instituto-nacional-de-defensa-civil-centro-de-operaciones-de-emergencia-nacional-coen
【参考】日本での大雨対策(政策広報) https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201206/1.html
6 昨年12月18日より、日本政府は、首都リマ市など一部地域を除いたペルー全土に対して危険情報のレベル2(不要不急の渡航は止めてください)を発出しています。一部地域にはこれまでもレベル3(渡航は止めてください)を発出しています。 また、ペルー政府は一部地域へ治安対策のための非常事態宣言を発出しています。 ペルーの情勢は流動的です。これからペルーへの渡航を検討している方は、不要不急のペルー渡航は見なおしを検討することをお勧めします。 (危険情報) https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2022T103.html#ad-image-