日系人協会(APJ)主催「日秘友好の日」記念行事

令和5年4月5日

献花式(日秘友好の橋)

御臨席の皆様  
  
日本とペルーの外交関係樹立150周年の記念すべき年に、3度目となる日秘友好の日の記念行事に日本大使として参加できることを大変光栄に思います。
 
1899年4月3日、新天地での期待と希望を抱いた790名の日本人移住者を乗せた佐倉丸がペルーに到着し、当地日系社会の歴史が開始されました。そのお一人お一人のお名前が、ここ友好橋に刻まれています。その後、124年の長きにわたり、日本の良き伝統を受け継ぎつつ、ペルー社会の重要かつ不可欠の一員として同国社会の発展に寄与されて来られました。日系人の皆様の何代にも亘る血の滲むような御苦労と御努力に対して深い敬意を表するとともに、謹んで物故者の御霊のご冥福をお祈りいたします。
 
また、日系社会に暖かい手を差し延べて頂いたペルー国民の皆様、特にこの日秘友好橋やペルー日系人協会が所在しているヘスス・マリア区の皆様のご理解とご協力によって、今日の良好な共生社会が実現しました。この場を借りて、日本大使として、感謝申し上げます。
 
日系社会及び日・ペルー二国間関係の更なる発展を祈念し、私の挨拶といたします。
 
ありがとうございました。

法要・献茶・プロトコール式典(APJ大ホール)

御臨席の皆様  
  
1899年4月3日に最初の日本人移住者790名がカヤオ港に到着して124年、今や、ペルーは、海外で3番目に大きな日系人社会を擁するまでになりました。
 
この長い歴史の中で、日系人の皆様が、ペルー社会の重要かつ不可欠の一員として様々な分野でペルーの発展に貢献されて来たことが、今日の良好な二国間関係の礎となっています。改めて、先駆移住者のご苦労とご努力を偲ぶとともに、御霊のご冥福をお祈りいたします。
 
日秘外交関係樹立150周年の本年、日系人協会と共に様々な行事を連携協力して実施することを通じて、日系社会及び両国関係の益々の発展を願って、私の挨拶といたします。
 
ありがとうございました。