反体制派による抗議活動(7月28日(金)、29日(土)午前)

令和5年7月27日
在ペルー日本国大使館

○7月28日(金)および29日(土)午前、リマ市内にて大規模な抗議活動が実施される予定です。 ○抗議活動付近では十分注意の上、デモなどに遭遇した場合は近づかないでください。 1 7月28日(金)および29日(土)午前、リマ市内において、ボルアルテ大統領の退陣、国会閉鎖および総選挙の実施などを求める、反体制派によるデモや座り込みが予定されています。ペルー労働者総連盟(CGTP:Confederacion General de los Trabajadores del Peru)が中心となって参加を呼びかけており、これに対し、ペルー国家警察(PNP:Policia Nacional del Peru)は、デモ制圧のために3万人の警察官を投入することを発表しています。 (1)デモ行進(28日(金)午前8時) 旧市街のユニオン(ラモン・カスティージャ)広場(Plaza Union (Ramon Castilla))に集合し、アルフォンソ・ウガルテ通り(Av. Alfonso Ugarte)、12月9日通り(Av. 9 de Diciembre)、ミゲル・グラウ通り(Av. Miguel Grau)およびアバンカイ通り(Av. Abancay)を通り、国会(Congreso de la Republica)に向かって行進予定。 (2)座り込み(29日(土)) デモ参加者は独立記念日を祝う軍事パレードが開催されるブラジル通り周辺で座り込み抗議活動を行うとみられています。 2 抗議活動付近では、抗議活動参加者が暴徒化する可能性や治安当局との衝突等、不測の事態も起こり得ることから、上記の場所付近を通行する際は十分注意の上、デモなどに遭遇した場合はできる限り近づかないでください。 3 日本政府は、ペルー国内の各地域に対して危険情報のレベル1(十分注意してください)および危険情報のレベル2(不要不急の渡航は止めてください)、レベル3(渡航は止めてください)を発出しています。(危険情報) https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_261.html#ad-image-0 4 ペルーの情勢は流動的です。渡航・滞在を予定される方、及び既に滞在中の方は、デモ・犯罪・自然災害等の不測の事態に巻き込まれないよう、以下のような安全対策を心掛け、十分注意してください。 (1)報道等で最新の治安情報の入手に努める。 (2)所持品は最小限度に留め、目につかないように携行する。身分証は必ず携行する。 (3)普段は比較的安全と思われる場所でも注意を怠らない。 (4)強盗に遭遇した場合、抵抗することにより傷害、殺人事件に発展するケースもあるため絶対に抵抗はせず、身の安全を第一に行動する。 (5)デモ等が実施された場合には近づかず、デモ等に遭遇した場合は速やかにその場から離れる。 (6)抗議活動が暴徒化した場合の標的になる可能性のある政府機関や警察関連施設には、必要のない限り近づかない。 (7)渡航・滞在する場合、道路・空港封鎖等に備え、普段より時間に余裕をもって行動する。