ペルー日系人協会(APJ)、ペルー広島県人会主催「平和の日のセレモニー」
令和5年8月8日
ご臨席の皆様
本日、被爆78年を迎え、「平和の日のセレモニー」が挙行されるにあたり、広島県出身の日本国大使として、改めて原子爆弾の犠牲となられた数多くの方々の御霊(みたま)及びご遺族に対して、謹んで哀悼の誠を捧げます。そして、今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々に対しましても、心からお見舞いを申し上げます。
岸田総理大臣は、今年5月、広島で開催されたG7サミットにおいて、核兵器に関する広島ビジョンを発出しました。また、平和記念資料館にG7の首脳を自ら案内し、原爆の悲惨さを訴えました。このように核兵器の問題を考える上で画期的なサミットとなりました。
ロシアのウクライナ侵略の過程で核兵器の使用可能性が検討されているとすれば、とんでもない暴挙です。広島と長崎で起きた惨禍は、二度と繰り返してはなりません。唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向けた国際社会の努力を一歩一歩、着実に前に進めることは、我が国の変わらぬ使命です。
本年は、日本とペルーの外交関係樹立150周年という記念すべき年でもあります。大使館と致しましては、ペルー日系人協会やペルー広島県人会と緊密に連携しつつ、両国の友好親善関係を更に発展させ、平和な世界の実現のために尽力したいと存じます。
ありがとうございました。
本日、被爆78年を迎え、「平和の日のセレモニー」が挙行されるにあたり、広島県出身の日本国大使として、改めて原子爆弾の犠牲となられた数多くの方々の御霊(みたま)及びご遺族に対して、謹んで哀悼の誠を捧げます。そして、今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々に対しましても、心からお見舞いを申し上げます。
岸田総理大臣は、今年5月、広島で開催されたG7サミットにおいて、核兵器に関する広島ビジョンを発出しました。また、平和記念資料館にG7の首脳を自ら案内し、原爆の悲惨さを訴えました。このように核兵器の問題を考える上で画期的なサミットとなりました。
ロシアのウクライナ侵略の過程で核兵器の使用可能性が検討されているとすれば、とんでもない暴挙です。広島と長崎で起きた惨禍は、二度と繰り返してはなりません。唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向けた国際社会の努力を一歩一歩、着実に前に進めることは、我が国の変わらぬ使命です。
本年は、日本とペルーの外交関係樹立150周年という記念すべき年でもあります。大使館と致しましては、ペルー日系人協会やペルー広島県人会と緊密に連携しつつ、両国の友好親善関係を更に発展させ、平和な世界の実現のために尽力したいと存じます。
ありがとうございました。