日系人協会(APJ)・カニェテ日系人協会共催「盂蘭盆」
令和5年8月29日


8月27日、ペルー日系人協会(APJ)とAPJカニェテ共催による盂蘭盆が、リマ州サン・ルイス・デ・カニェテ町にて開催され、曹洞宗の多くの僧侶が参加したほか、イサガワAPJカニェテ会長、ナカソネAPJ会長、アラカキ婦人会会長などの日系団体関係者とともに日本大使館からは高橋領事が参加しました。
ご先祖を供養する盂蘭盆は、毎年カニェテ町で開催されていますが、今年は、曹洞宗の南米布教120周年の節目にあたり、カサブランカ日本人墓地、サンビセンテ墓地の日本人慰霊碑、南米最古の仏教寺院である慈恩寺において、曹洞宗の多くの高僧の方々の参加を得て行事が実施されました。
慈恩寺での行事の冒頭には、曹洞宗の僧侶による写経作品が慈恩寺に寄贈され、イサガワAPJカニェテ会長と深川曹洞宗宗務庁教化部長により序幕式が行われたほか、丸岡宗陽裏千家メキシコ支部師範による献茶も行われました。法要においては、清野暢邦・南アメリカ国際布教総監及び大城仙芳師による読経が行われ、これまで布教活動を行ってきた僧侶や日本人先駆者の御霊をご供養いたしました。

