曹洞宗南アメリカ国際布教120周年記念行事

令和5年8月29日

ご出席の皆様
こんにちは
 
 曹洞宗南アメリカ国際布教120周年記念行事に、妻ともどもご招待頂き誠にありがとうございます。日本大使館を代表し、ひと言御挨拶申し上げます。
 
 本年2023年は、日本とペルーの外交関係樹立150周年の年でもありますので、二重の意味で喜ばしく存じます。
 
 曹洞宗の南米での布教はこのペルーからはじまったと伺っています。その後カニエテに慈恩寺が建立されましたが、仏教の教えや寺院の存在は、過酷な環境の中で生活する多くの日本人移民にとり大きな心の支えであったろうと想像します。
 
 本日は、布教120周年を記念して、本邦やブラジルなどから、高僧が多数来ておられます。
 
 私自身、リマやカニエテ、バランカ等での法要の際に曹洞宗の僧侶の方々に大変お世話になっております。
 
 この機会に、これまでの曹洞宗の皆様の日系社会への貢献に改めて深く感謝申し上げます。また、曹洞宗の活動にあたって、多大な御支援を頂いているペルー側関係者の皆様に対し心より御礼申し上げます。
 
 記念すべき年を経て、日本とペルーの良好な関係は、更に一層緊密になると確信しております。日本大使館としましても、引き続き皆様と連携し、両国の友好協力関係を一層深化させる所存です。
 
 最後に、関係者の益々の発展を祈念して私の挨拶といたします。

 ありがとうございました。