反体制派によるデモ(12月7日(木)~9日(土))

令和5年12月6日
在ペルー日本国大使館

○7日(木)~9日(土)、リマ市内含むペルー各地で大規模デモが想定されます。 ○デモ付近では十分注意の上、デモに遭遇した場合は近づかないでください。 ○プーノ州では道路封鎖が見込まれます。 ○ペルーへの渡航・滞在を予定される方、及び既に滞在中の方は、デモ・犯罪・自然災害等の不測の事態に巻き込まれないよう、十分注意してください。 1 報道等によれば、12月7日(木)~9日(土)の3日間、リマ市、カヤオ憲法特別市、プーノ州、クスコ州、フニン州、アレキパ州、ワヌコ州、アプリマック州、イカ州、アヤクチョ州、カハマルカ州、ラ・リベルタ州、ピウラ州、ランバイェケ州、サン・マルティン州、アンカシュ州、トゥンベス州において、反体制派による大規模デモの実施が想定されています。 2 2022年12月~2023年1月には、ボルアルテ現政権樹立に対してペルー全土で大規模なデモが頻発し、リマ市、クスコ州、プーノ州、アプリマック州、アレキパ州、ラ・リベルタ州、アヤクチョ州、フニン州等において、デモを起因とした多数の死者が発生しました。同政権樹立から1年を迎え、今次デモには多くの参加者が見込まれる事から、報道を注視し、デモに遭遇した場合は近づかないでください。 3 リマ市内は、開始時間や集結場所は未定ですが、これまでの集結・デモ実施場所である旧市街のドス・デ・マヨ広場(Plaza Dos de Mayo)、サン・マルティン広場(Plaza San Martin)、国会(Congreso de la Republica)、および検察庁(Ministerio Publico)付近を通行する際は、十分注意してください。 4 報道等によれば、プーノ州では、プーノ~フリアカ間の道路封鎖が想定されています。 5 日本政府は、ペルー国内の各地域に対して危険情報のレベル1(十分注意してください)および危険情報のレベル2(不要不急の渡航は止めてください)、レベル3(渡航は止めてください)を発出しています。(危険情報) https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_261.html#ad-image-0 6 ペルーの情勢は流動的です。渡航・滞在を予定される方、及び既に滞在中の方は、デモ・犯罪・自然災害等の不測の事態に巻き込まれないよう、以下のような安全対策を心掛け、十分注意してください。 (1)報道等で最新の治安情報の入手に努める。 (2)所持品は最小限度に留め、目につかないように携行する。身分証は必ず携行する。 (3)普段は比較的安全と思われる場所でも注意を怠らない。 (4)強盗に遭遇した場合、抵抗することにより傷害、殺人事件に発展するケースもあるため絶対に抵抗はせず、身の安全を第一に行動する。 (5)デモ等が実施された場合には近づかず、デモ等に遭遇した場合は速やかにその場から離れる。 (6)抗議活動が暴徒化した場合の標的になる可能性のある政府機関や警察関連施設には、必要のない限り近づかない。 (7)渡航・滞在する場合、道路・空港封鎖等に備え、普段より時間に余裕をもって行動する。