山倉参事官のセロ・アス―ル町主催「日本祭」への出席(3月31日)

令和6年4月5日
参列者がペルー国旗を持って、アルマス広場の周りを行進している。 ペルー国旗をもって行進する参加者
来賓者が両国国歌を歌っている。 国歌斉唱の様子
日本移住記念碑に両国国旗を模した花が献花されている。 日本人移住記念碑に献花

 3月31日、山倉良輔・在ペルー日本国大使館参事官は、セロ・アス―ル町で開催された「日本祭」に出席しました。同イベントは、1899年、790名の日本人とともにペルーのカヤオ港に到着した佐倉丸の最後の寄港地がセロ・アスール港であったことから、日本人ペルー移住125周年記念の一環として、パインガルシア町長を始め、アラキ・ペルー日系人協会移住125周年記念委員会委員長、イサガワ・ペルー日系人協会・カニエテ会長など多数の関係者の出席の下開催されました。
 国旗掲揚後に挨拶したパインガルシア町長は、日出ずる国の子孫である226人の日本人移民が町の発展の原動力であったこと、また、彼らのさまざまな活動に対して感謝するとともに、今日、彼らのお陰で多文化を祝うことができると述べました。
 山倉参事官は、パインガルシア町長のイニシアティブにより、日本に関する行事が実施されたことについて、日本大使館として、町長をはじめとしたセロ・アスール町の方々の日本への高い関心に厚く感謝を述べるとともに、125年前に、セロ・アスール町に降り立った先駆日本人のおかげで、今の両国の友好関係が構築されたと述べました。
 参加者は、日本の踊り、ペルーの踊り、マリネーラなどを観覧した後、日本人移住記念公園での献花、また、町立資料館で移住当時の佐倉丸の写真を閲覧するなどして、セロ・アス―ル町の日系人の歴史に思いを馳せていました。