山元大使のペルー5G Open RANワークショップへの出席(5月23日)

令和6年5月30日
5G Open RANワークショップの開催に際し、ソサ通信副大臣他と記念撮影をする山元大使 ソサ通信副大臣他と記念撮影をする山元大使
ワークショップの開会に当たり、挨拶する山元大使 挨拶する山元大使
ワークショップの閉会に当たり、挨拶するソサ通信副大臣 挨拶するソサ通信副大臣

 5月23日、日本政府の予算により、ワンカベリカ州においてNTT DOCOMOとEntel Perúが協力して実施した5G Open RANの実証成果を発表するワークショップが、対面及びオンラインのハイブリッド形式にて開催され、ソサ運輸通信省通信副大臣、アングロEntel Perú副社長、野村総務省国際戦略局次長、安部田NTT DOCOMOコーポレートエバンジェリストとともに、山元大使が出席しました。
 
 開会の挨拶の中で、山元大使は、今回の5G Open RANの実証の実現に尽力した関係者に対し敬意を表するとともに、今後5G普及の本格化が見込まれる中で、日本とペルーの官民協力により当地で実証を実施できたことは誠に時宜を得ていると言及しつつ、昨年の日ペルー外交関係樹立150周年に続き、本年のAPECや日本人ペルー移住125周年の機会を捉えて、ICT分野の協力を含む両国戦略パートナーシップ関係の更なる深化に向けて、ペルー政府とより一層緊密に連携していきたいと述べました。
 
 ワークショップでは、実証の成果のみならず、5G及びOpen RANによってもたらされる技術革新が如何に私たちの未来を豊かにするかといった点についてNTT DOCOMOからプレゼンされた後、活発な質疑応答が行われました。
 
 最後に、ソサ通信副大臣より、日本政府による協力への感謝とともに、本実証プロジェクトは正にペルーにおけるデジタル格差の是正に資する、両国の官民協力の典型例である旨述べられました。