運輸業者等によるデモ(4月10日(木))
令和7年4月9日
在ペルー日本国大使館
○報道によれば、ペルーの犯罪組織がみかじめ料を恐喝するための見せしめとして複数のバス運転手を殺害した事件を受けて、4月10日(木)、リマ市内含むペルー各地において、治安の改善を望む運輸業者等によるデモが想定されます。デモ付近では十分注意の上、デモに遭遇した場合は近づかないでください。
○ペルーへの渡航・滞在を予定される方、及び既に滞在中の方は、デモ・犯罪・自然災害等の不測の事態に巻き込まれないよう、十分注意してください。
1 報道によれば、ペルーの犯罪組織がみかじめ料を恐喝するための見せしめとして複数のバス運転手を殺害した事件を受けて、4月10日(木)、リマ市内含むペルー各地において、治安の改善を望む運輸業者等によるデモが想定されます。デモ付近では十分注意の上、デモに遭遇した場合は近づかないでください。
【4月10日(木)のデモ】
9:00頃 リマ旧市街のドス・デ・マヨ広場(Plaza Dos de Mayo)に集合し、国会(Congreso)に到着後、デモ開始。
※上記の他、リマ旧市街のサンマルティン広場(Plaza San Martin)等の広場や、大統領府(Palacio De Gobierno)等に集合・移動する可能性があります。また、リマ市郊外や地方からの参集者は早朝に移動する可能性があります。
2 ペルーの情勢は流動的です。渡航・滞在を予定される方、及び既に滞在中の方は、デモ・犯罪・自然災害等の不測の事態に巻き込まれないよう、以下のような安全対策を心掛け、十分注意してください。
(1)報道等で最新の治安情報の入手に努める。
(2)所持品は最小限度に留め、目につかないように携行する。身分証は必ず携行する。
(3)普段は比較的安全と思われる場所でも注意を怠らない。
(4)強盗に遭遇した場合、抵抗することにより傷害、殺人事件に発展するケースもあるため絶対に抵抗はせず、身の安全を第一に行動する。
(5)デモ等が実施された場合には近づかず、デモ等に遭遇した場合は速やかにその場から離れる。
(6)抗議活動が暴徒化した場合の標的になる可能性のある政府機関や警察関連施設には、必要のない限り近づかない。
(7)渡航・滞在する場合、道路・空港封鎖等に備え、普段より時間に余裕をもって行動する。
3 日本政府は、ペルー国内の各地域に対して危険情報のレベル1(十分注意してください)および危険情報のレベル2(不要不急の渡航は止めてください)、レベル3(渡航は止めてください)を発出しています。(危険情報)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_261.html#ad-image-0