クスコ州及びアヤクチョ州の一部地域に対する非常事態宣言の延長

令和7年4月21日
在ペルー日本国大使館

●ペルー政府は、テロ・麻薬対策のため、クスコ州及びアヤクチョ州の一部地域に対する非常事態宣言の延長を官報に告示しました。
●同地域では、センデロ・ルミノソ等の組織が麻薬生産等の活動をしており、テロ事件等も発生しています。同地域には立ち入らないようにしてください。

1 ペルー政府は、4月23日から60日間、テロ・麻薬対策のため、クスコ州及びアヤクチョ州の一部地域に対する非常事態宣言の延長を官報に告示しました。

【非常事態宣言発出地域】
(1)クスコ州
ラコンベンシオン郡:マニテア町、キンビリ町、シエロプンコ町
(2)アヤクチョ州
ラマル郡:サムガリ町

官報(スペイン語のみ):Decreto Supremo N049-2025-PCM
https://busquedas.elperuano.pe/dispositivo/NL/2391915-1

2 同宣言により、当該地域では同期間中、住居不可侵、通行の自由、集会及び人身の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されます。

3 日本政府は、これまでも同地域に対し、「危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出し、注意喚起を行っています。同地域は、アプリマック、エネ及びマンタロ川渓谷(VRAEM地域)や山岳地帯にてセンデロ・ルミノソ等の組織が麻薬生産等の活動を行っており、テロ事件や治安部隊との衝突等も発生していますので、同地域には立ち入らないようにしてください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_261.html#ad-image-0