鉱山従事者によるデモの暴徒化(アレキパ州カラベリ郡チャラ町)
令和7年7月14日
在ペルー日本国大使館
●7月11日(金)、鉱山従事者によるデモが暴徒化し、アレキパ州カラベリ郡チャラ町において警察との衝突により死亡者1名、負傷者が発生しました。
●デモが完全に収束するまでは、バス等を利用した陸路での地方間移動は可能な限り使用を避けることをお勧めします。
●運輸通信省貨物旅客陸運局(SUTRAN)サイト(PCからのみ住民等による道路封鎖された箇所が確認可能)をご参照ください。
http://gis.sutran.gob.pe/alerta_sutran/
1 報道によれば、7月11日(金)鉱山従事者によるデモが暴徒化し、アレキパ州カラベリ郡チャラ町において警察との衝突により死亡者1名、負傷者が発生しました。
2 南部地方都市へ向かう長距離国内線バスの一部は運休しています。バスでの立ち往生する事態を避けるために、デモが完全に収束するまでは、バス等を利用した陸路での地方間移動は可能な限り避け、空路など別の手段での移動を検討することをお勧めします。
3 なお、運輸通信省貨物旅客陸運局(SUTRAN)サイト(PCからのみ住民等による道路封鎖された箇所が確認可能)をご参照ください。
http://gis.sutran.gob.pe/alerta_sutran/
4 ペルーへ渡航・滞在を予定される方、及び既に滞在中の方は、不測の事態に巻き込まれないよう、以下のような安全対策を心掛け、十分注意してください。
(1)報道等で最新の治安情報の入手に努める。
(2)所持品は最小限度に留め、目につかないように携行する。身分証は必ず携行する。
(3)普段は比較的安全と思われる場所でも注意を怠らない。
(4)強盗に遭遇した場合、抵抗することにより傷害、殺人事件に発展するケースもあるため絶対に抵抗はせず、身の安全を第一に行動する。
(5)デモ等が実施された場合には近づかず、デモ等に遭遇した場合は速やかにその場から離れる。
(6)抗議活動が暴徒化した場合の標的になる可能性のある政府機関や警察関連施設には、必要のない限り近づかない。
(7)渡航・滞在する場合、道路封鎖等に備え、普段より時間に余裕をもって行動する。