山元大使のペルー国立高等美術学校文化センターにおける展覧会 “Iro Dori” への出席(10月20日)
令和7年10月27日
開会式で挨拶を述べる山元大使
山元大使、ボラーニョス氏、ベネガス・コスタリカ大使、ペルー国立高等美術学校関係者との記念写真
山元大使に作品を披露するボラーニョス氏
10月20日、山元大使は、ペルー国立高等美術学校文化センターで開催された展覧会 “Iro Dori” の開会式に出席しました。
本展覧会には、コスタリカ出身のアーティスト、エルベル・ボラーニョス氏の作品47点が展示されています。同氏は、1985年に日本政府の奨学金で訪日し、日本の伝統芸術について学び、その後、岐阜県で繊維素材の研究及び和紙に関する研究を続けました。また、同氏は2015年に外務大臣表彰、2019年に日本政府から、旭日中綬章を受章しました。
山元大使は挨拶の中で、作品に使用されている和紙はUNESCOの無形文化遺産に登録されており、また、本展覧会のテーマである“Iro Dori”は、単に色をつけることだけではなく、趣を感じさせるものとされているため、ボラーニョス氏の作品を通して、日本の趣や伝統工芸の素晴らしさが理解されることを期待する旨述べました。
開会式には、山元大使のほか、ベネガス・コスタリカ大使も出席しました。