ペルー政治情勢(2026年4月)
令和8年5月12日
【概要】
1 内政
(1)政府及び国会の動き
●6日、国会は、アロヨ内閣に対する信任決議を4月16日に実施すると発表した。
●16日、国会は、アロヨ内閣に対する信任決議を賛成72票、反対15票、棄権17票で可決した。
●20日、ペルー国会主催で、「チャビン・デ・ワンタル作戦」29周年記念式典が開催された。
●21日、ペルー空軍次期戦闘機の購入を巡るバルカサル大統領の決定に反発する形で、デ・セラ外務大臣及びディアス国防大臣が辞任した。
●22日、フローレス新国防大臣が就任した。
●23日、パレハ新外務大臣が就任した。
(2)選挙情勢
●8日、首相府は、次期総選挙の投票に際し、4万5,000名の兵士を動員すると発表した。
●12日、総選挙(大統領選挙、上院・下院議員選挙、アンデス議会議員選挙)が実施された。投票所運営に必要な物品が時間通り到着しなかったこと等から、一部の有権者が投票できなかったとし、当該投票所では翌13日7時から18時まで投票を受け付けた。
●21日、総選挙の投票における混乱等を理由にコルベット全国選挙過程事務所(ONPE)長が辞任した。
(3)世論調査等
●3日、次期大統領選挙に関するIEPによる世論調査結果が公表され、10%を獲得したフジモリ候補が一位であった。
●3日、次期大統領選挙に関するCIT社による世論調査結果が公表され、13%を獲得したロペス・アリアガ候補が一位であった。
●4日、次期大統領選挙に関するイプソス社によるシミュレーション結果が公表され、13.7%を獲得したフジモリ候補が一位であった。
●5日、次期大統領選挙に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、15%を獲得したフジモリ候補が一位であった。
●5日、次期大統領選挙に関するCPI社によるシミュレーション結果が公表され、11.8%を獲得したフジモリ候補が一位であった。
●5日、次期大統領選挙に関するCPI社による世論調査結果が公表され、13.3%を獲得したフジモリ候補が一位であった。
●5日、次期大統領選挙に関するダトゥム社によるシミュレーション結果が公表され、13.5%を獲得したフジモリ候補が一位であった。
●13日、大統領選挙一次投票に関するイプソス社によるクイックカウント結果が公表され、一位は17.1%を獲得したフジモリ候補、二位は12.4%を獲得したサンチェス候補であった。
●26日、大統領選挙決選投票に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、フジモリ候補とサンチェス候補が決選投票に進出した場合にそれぞれの候補に投票すると回答した割合は、ともに38%であった。
●29日、大統領選挙決選投票に関するIEPによる世論調査結果が公表され、フジモリ候補とサンチェス候補が決選投票に進出した場合の得票率は、フジモリ候補が31%、サンチェス候補が32%であった。
2 外交・国際関係
(1)声明等
●22日、当国外務省は、ウクライナ紛争に参加しているペルー国民の状況に関する声明を発表した。
●25日、当国外務省は、同日ワシントンD.Cで発生したトランプ大統領襲撃事件を非難する旨の声明を発出した。
(2)政府要人の外遊及び各国との会談
●9日、デ・セラ外務大臣は、リコ米州機構(OAS)選挙監視団代表と会談を実施した。
●14日、デ・セラ外務大臣は、ペルーを公式訪問中のフー・シンガポール持続可能性・環境大臣兼貿易担当大臣と会談した。
(3)各種会合
●8日、第11回ペルー・ブラジル薬物及び関連犯罪に関する合同委員会が開催された。
●19日、第5回ペルー・アルジェリア政策協議メカニズム会合が開催された。
●22日、第6回ペルー・エジプト政策協議メカニズム会合が開催された。
●29日、第3回ASEAN・ペルー協力委員会会合が開催された。
(4)その他
●27日、アロヨ首相及びパレハ外務大臣は、トゥンベス州を訪問した。
●27日、ペルー・マレーシア外交関係樹立40周年記念展のオープニングセレモニーが実施された。
【本文】
1 内政
(1)次期大統領選挙に関するペルー問題研究所(IEP)による世論調査
3日、次期大統領選挙に関するIEPによる世論調査結果が公表され、10%を獲得したケイコ・フジモリ候補(人民勢力党(FP))が一位であった。また、8.7%を獲得したラファエル・ロペス・アリアガ候補(人民刷新党(RP))が二位、8.1%を獲得したカルロス・アルバレス候補(みんなの国党)が三位であった。
(2)次期大統領選挙に関するCIT社による世論調査
3日、次期大統領選挙に関するCIT社による世論調査結果が公表され、13%を獲得したロペス・アリアガ候補が一位であった。また、11%を獲得したフジモリ候補が二位、8%を獲得したアルフォンソ・ロペス・チャウ候補(今こそ国家党(AN))が三位であった。
(3)次期大統領選挙に関するイプソス社によるシミュレーション
4日、次期大統領選挙に関するイプソス社によるシミュレーション結果が公表され、13.7%を獲得したフジモリ候補が一位であった。また、9%を獲得したアルバレス候補が二位、8.1%を獲得したロペス・アリアガ候補が三位であった。
(4)次期大統領選挙に関するイプソス社による世論調査
5日、次期大統領選挙に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、15%を獲得したフジモリ候補が一位であった。また、8%を獲得したアルバレス候補が二位、7%を獲得したロペス・アリアガ候補が三位であった。
(5)次期大統領選挙に関するCPI社によるシミュレーション
5日、次期大統領選挙に関するCPI社によるシミュレーション結果が公表され、11.8%を獲得したフジモリ候補が一位であった。また、9.2%を獲得したアルバレス候補が二位、8.5%を獲得したロペス・アリアガ候補が三位であった。
(6)次期大統領選挙に関するCPI社による世論調査
5日、次期大統領選挙に関するCPI社による世論調査結果が公表され、13.3%を獲得したフジモリ候補が一位であった。また、10.6%を獲得したロペス・アリアガ候補が二位、9.7%を獲得したアルバレス候補が三位であった。
(7)次期大統領選挙に関するダトゥム社によるシミュレーション
5日、次期大統領選挙に関するダトゥム社によるシミュレーション結果が公表され、13.5%を獲得したフジモリ候補が一位であった。また、8%を獲得したアルバレス候補が二位、7.6%を獲得したロペス・アリアガ候補が三位であった。
(8)アロヨ内閣に対する信任決議の日程確定
6日、国会は、アロヨ内閣に対する信任決議を4月16日に実施すると発表した。
(9)次期総選挙の投票日における警備体制の強化
8日、首相府は、次期総選挙の投票に際し、4万5,000名の兵士を動員すると発表した。
(10)総選挙の実施
12日、総選挙(大統領選挙、上院・下院議員選挙、アンデス議会議員選挙)が実施された。投票所運営に必要な物品が時間通り到着しなかったこと等から、一部の有権者が投票できなかったとし、当該投票所では翌13日7時から18時まで投票を受け付けた。
(11)大統領選挙一次投票に関するイプソス社によるクイックカウント
13日、大統領選挙一次投票に関するイプソス社によるクイックカウント結果が公表され、一位は17.1%を獲得したフジモリ候補、二位は12.4%を獲得したロベルト・サンチェス候補(共にペルーのために党(JP))であった。
(12)アロヨ内閣に対する信任決議の可決
16日、国会はアロヨ内閣に対する信任決議を賛成72票、反対15票、棄権17票で可決した。アロヨ首相は、決議の可決に先立って、治安、経済の継続性、秩序ある民主的移行という3つの基本的な柱に基づく政権の基本方針を説明した。
(13)ペルー国会主催の「チャビン・デ・ワンタル作戦」29周年記念式典
20日、ペルー国会主催で、「チャビン・デ・ワンタル作戦」(当館注:日本大使公邸占拠事件における人質救出作戦の通称)29周年記念式典が開催された。
(14)コルベット全国選挙過程事務所(ONPE)長の辞任
21日、総選挙の投票における混乱等を理由にコルベット全国選挙過程事務所(ONPE)長が辞任した。
(15)デ・セラ外務大臣及びディアス国防大臣の辞任
21日、ペルー空軍次期戦闘機の購入を巡るバルカサル大統領の決定に反発する形で、デ・セラ外務大臣及びディアス国防大臣が辞任した。
(16)フローレス新国防大臣の就任
22日、ディアス前国防大臣の後任として、フローレス新国防大臣が就任した。
(17)パレハ新外務大臣の就任
23日、デ・セラ外務大臣の後任として、パレハ新外務大臣が就任した。
(18)大統領選挙決選投票に関するイプソス社による世論調査
26日、大統領選挙決選投票に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、フジモリ候補とサンチェス候補が決選投票に進出した場合にそれぞれの候補に投票すると回答した割合は、ともに38%であった。なお、白票は17%、該当者なしは7%であった。
(19)大統領選挙決選投票に関するIEPによる世論調査
29日、大統領選挙決選投票に関するIEPによる世論調査結果が公表され、フジモリ候補とサンチェス候補が決選投票に進出した場合の得票率は、フジモリ候補が31%、サンチェス候補が32%であった。なお、白票は24%、該当者なしは13%であった。
2 外交・国際関係
(1)第11回ペルー・ブラジル薬物及び関連犯罪に関する合同委員会の開催
8日、当地にて、第11回ペルー・ブラジル薬物及び関連犯罪に関する合同委員会が開催され、麻薬密輸の阻止、国境管理、オペレーション協力等に関する経験や優れたプラクティスの交換が行われた。
(2)デ・セラ外務大臣とリコ米州機構(OAS)選挙監視団代表の会談
9日、デ・セラ外務大臣は、リコ米州機構(OAS)選挙監視団代表と会談を実施し、総選挙の実施に向けた調整を実施した。
(3)デ・セラ外務大臣とグレース・フー・シンガポール持続可能性・環境大臣兼貿易担当大臣との会談
14日、デ・セラ外務大臣は、ペルーを公式訪問中のフー・シンガポール持続可能性・環境大臣兼貿易担当大臣と会談し、シンガポールがはじめてペルー産食肉製品のシンガポール市場への輸入を承認する決定を下したことを公表した。
(4)第5回ペルー・アルジェリア政策協議メカニズム会合の開催
19日、アルジェにて、アンダーソン外務省官房長とルーン・マグラマネ・アルジェリア外務省官房長が参加し、二国間関係の強化や投資プロジェクトの促進などを目的として、第5回ペルー・アルジェリア政策協議メカニズム会合が開催された。
(5)第6回ペルー・エジプト政策協議メカニズム会合の開催
22日、カイロにて、第6回ペルー・エジプト政策協議メカニズム会合が開催され、両国が良好な関係にあることに加え、両国間の貿易額が過去最高に達するなど、ペルーにとってエジプトはアフリカ北部における重要国の一つであることが強調された。
(6)外務省声明:ウクライナ紛争に参加しているペルー国民の状況
22日、当国外務省は、ウクライナ紛争に参加しているペルー国民の状況に関し、病気または行方不明とされた国民についてのロシア・ウクライナ両国への情報提供要請、モスクワのペルー大使館に支援を求めて出頭した国民の帰国等を報告する声明を発表した。
(7)外務省声明:トランプ大統領襲撃事件
25日、当国外務省は、同日ワシントンD.Cで発生したトランプ大統領襲撃事件を非難する旨の声明を発出した。
(8)アロヨ首相及びパレハ外務大臣によるトゥンベス州訪問
27日、アロヨ首相及びパレハ外務大臣は、トゥンベス州を訪問し、エクアドルとの国境地域における開発と統合を促進するため、国境区域を視察するとともに、トゥンベス州政府関係者等と会談し、意見交換を実施した。
(9)ペルー・マレーシア外交関係樹立40周年記念展の開始
27日、デネグリ外務副大臣及び当地マレーシア大使出席の下、ペルー・マレーシア外交関係樹立40周年記念展のオープニングセレモニーが実施された。
(10)第三回ASEAN・ペルー協力委員会会合の開催
29日、ジャカルタにて、第3回ASEAN・ペルー協力委員会会合が開催され、ペルーからはツボヤマ駐インドネシア・ペルー大使(ASEAN・東ティモール兼轄)が出席した。
1 内政
(1)政府及び国会の動き
●6日、国会は、アロヨ内閣に対する信任決議を4月16日に実施すると発表した。
●16日、国会は、アロヨ内閣に対する信任決議を賛成72票、反対15票、棄権17票で可決した。
●20日、ペルー国会主催で、「チャビン・デ・ワンタル作戦」29周年記念式典が開催された。
●21日、ペルー空軍次期戦闘機の購入を巡るバルカサル大統領の決定に反発する形で、デ・セラ外務大臣及びディアス国防大臣が辞任した。
●22日、フローレス新国防大臣が就任した。
●23日、パレハ新外務大臣が就任した。
(2)選挙情勢
●8日、首相府は、次期総選挙の投票に際し、4万5,000名の兵士を動員すると発表した。
●12日、総選挙(大統領選挙、上院・下院議員選挙、アンデス議会議員選挙)が実施された。投票所運営に必要な物品が時間通り到着しなかったこと等から、一部の有権者が投票できなかったとし、当該投票所では翌13日7時から18時まで投票を受け付けた。
●21日、総選挙の投票における混乱等を理由にコルベット全国選挙過程事務所(ONPE)長が辞任した。
(3)世論調査等
●3日、次期大統領選挙に関するIEPによる世論調査結果が公表され、10%を獲得したフジモリ候補が一位であった。
●3日、次期大統領選挙に関するCIT社による世論調査結果が公表され、13%を獲得したロペス・アリアガ候補が一位であった。
●4日、次期大統領選挙に関するイプソス社によるシミュレーション結果が公表され、13.7%を獲得したフジモリ候補が一位であった。
●5日、次期大統領選挙に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、15%を獲得したフジモリ候補が一位であった。
●5日、次期大統領選挙に関するCPI社によるシミュレーション結果が公表され、11.8%を獲得したフジモリ候補が一位であった。
●5日、次期大統領選挙に関するCPI社による世論調査結果が公表され、13.3%を獲得したフジモリ候補が一位であった。
●5日、次期大統領選挙に関するダトゥム社によるシミュレーション結果が公表され、13.5%を獲得したフジモリ候補が一位であった。
●13日、大統領選挙一次投票に関するイプソス社によるクイックカウント結果が公表され、一位は17.1%を獲得したフジモリ候補、二位は12.4%を獲得したサンチェス候補であった。
●26日、大統領選挙決選投票に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、フジモリ候補とサンチェス候補が決選投票に進出した場合にそれぞれの候補に投票すると回答した割合は、ともに38%であった。
●29日、大統領選挙決選投票に関するIEPによる世論調査結果が公表され、フジモリ候補とサンチェス候補が決選投票に進出した場合の得票率は、フジモリ候補が31%、サンチェス候補が32%であった。
2 外交・国際関係
(1)声明等
●22日、当国外務省は、ウクライナ紛争に参加しているペルー国民の状況に関する声明を発表した。
●25日、当国外務省は、同日ワシントンD.Cで発生したトランプ大統領襲撃事件を非難する旨の声明を発出した。
(2)政府要人の外遊及び各国との会談
●9日、デ・セラ外務大臣は、リコ米州機構(OAS)選挙監視団代表と会談を実施した。
●14日、デ・セラ外務大臣は、ペルーを公式訪問中のフー・シンガポール持続可能性・環境大臣兼貿易担当大臣と会談した。
(3)各種会合
●8日、第11回ペルー・ブラジル薬物及び関連犯罪に関する合同委員会が開催された。
●19日、第5回ペルー・アルジェリア政策協議メカニズム会合が開催された。
●22日、第6回ペルー・エジプト政策協議メカニズム会合が開催された。
●29日、第3回ASEAN・ペルー協力委員会会合が開催された。
(4)その他
●27日、アロヨ首相及びパレハ外務大臣は、トゥンベス州を訪問した。
●27日、ペルー・マレーシア外交関係樹立40周年記念展のオープニングセレモニーが実施された。
【本文】
1 内政
(1)次期大統領選挙に関するペルー問題研究所(IEP)による世論調査
3日、次期大統領選挙に関するIEPによる世論調査結果が公表され、10%を獲得したケイコ・フジモリ候補(人民勢力党(FP))が一位であった。また、8.7%を獲得したラファエル・ロペス・アリアガ候補(人民刷新党(RP))が二位、8.1%を獲得したカルロス・アルバレス候補(みんなの国党)が三位であった。
(2)次期大統領選挙に関するCIT社による世論調査
3日、次期大統領選挙に関するCIT社による世論調査結果が公表され、13%を獲得したロペス・アリアガ候補が一位であった。また、11%を獲得したフジモリ候補が二位、8%を獲得したアルフォンソ・ロペス・チャウ候補(今こそ国家党(AN))が三位であった。
(3)次期大統領選挙に関するイプソス社によるシミュレーション
4日、次期大統領選挙に関するイプソス社によるシミュレーション結果が公表され、13.7%を獲得したフジモリ候補が一位であった。また、9%を獲得したアルバレス候補が二位、8.1%を獲得したロペス・アリアガ候補が三位であった。
(4)次期大統領選挙に関するイプソス社による世論調査
5日、次期大統領選挙に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、15%を獲得したフジモリ候補が一位であった。また、8%を獲得したアルバレス候補が二位、7%を獲得したロペス・アリアガ候補が三位であった。
(5)次期大統領選挙に関するCPI社によるシミュレーション
5日、次期大統領選挙に関するCPI社によるシミュレーション結果が公表され、11.8%を獲得したフジモリ候補が一位であった。また、9.2%を獲得したアルバレス候補が二位、8.5%を獲得したロペス・アリアガ候補が三位であった。
(6)次期大統領選挙に関するCPI社による世論調査
5日、次期大統領選挙に関するCPI社による世論調査結果が公表され、13.3%を獲得したフジモリ候補が一位であった。また、10.6%を獲得したロペス・アリアガ候補が二位、9.7%を獲得したアルバレス候補が三位であった。
(7)次期大統領選挙に関するダトゥム社によるシミュレーション
5日、次期大統領選挙に関するダトゥム社によるシミュレーション結果が公表され、13.5%を獲得したフジモリ候補が一位であった。また、8%を獲得したアルバレス候補が二位、7.6%を獲得したロペス・アリアガ候補が三位であった。
(8)アロヨ内閣に対する信任決議の日程確定
6日、国会は、アロヨ内閣に対する信任決議を4月16日に実施すると発表した。
(9)次期総選挙の投票日における警備体制の強化
8日、首相府は、次期総選挙の投票に際し、4万5,000名の兵士を動員すると発表した。
(10)総選挙の実施
12日、総選挙(大統領選挙、上院・下院議員選挙、アンデス議会議員選挙)が実施された。投票所運営に必要な物品が時間通り到着しなかったこと等から、一部の有権者が投票できなかったとし、当該投票所では翌13日7時から18時まで投票を受け付けた。
(11)大統領選挙一次投票に関するイプソス社によるクイックカウント
13日、大統領選挙一次投票に関するイプソス社によるクイックカウント結果が公表され、一位は17.1%を獲得したフジモリ候補、二位は12.4%を獲得したロベルト・サンチェス候補(共にペルーのために党(JP))であった。
(12)アロヨ内閣に対する信任決議の可決
16日、国会はアロヨ内閣に対する信任決議を賛成72票、反対15票、棄権17票で可決した。アロヨ首相は、決議の可決に先立って、治安、経済の継続性、秩序ある民主的移行という3つの基本的な柱に基づく政権の基本方針を説明した。
(13)ペルー国会主催の「チャビン・デ・ワンタル作戦」29周年記念式典
20日、ペルー国会主催で、「チャビン・デ・ワンタル作戦」(当館注:日本大使公邸占拠事件における人質救出作戦の通称)29周年記念式典が開催された。
(14)コルベット全国選挙過程事務所(ONPE)長の辞任
21日、総選挙の投票における混乱等を理由にコルベット全国選挙過程事務所(ONPE)長が辞任した。
(15)デ・セラ外務大臣及びディアス国防大臣の辞任
21日、ペルー空軍次期戦闘機の購入を巡るバルカサル大統領の決定に反発する形で、デ・セラ外務大臣及びディアス国防大臣が辞任した。
(16)フローレス新国防大臣の就任
22日、ディアス前国防大臣の後任として、フローレス新国防大臣が就任した。
(17)パレハ新外務大臣の就任
23日、デ・セラ外務大臣の後任として、パレハ新外務大臣が就任した。
(18)大統領選挙決選投票に関するイプソス社による世論調査
26日、大統領選挙決選投票に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、フジモリ候補とサンチェス候補が決選投票に進出した場合にそれぞれの候補に投票すると回答した割合は、ともに38%であった。なお、白票は17%、該当者なしは7%であった。
(19)大統領選挙決選投票に関するIEPによる世論調査
29日、大統領選挙決選投票に関するIEPによる世論調査結果が公表され、フジモリ候補とサンチェス候補が決選投票に進出した場合の得票率は、フジモリ候補が31%、サンチェス候補が32%であった。なお、白票は24%、該当者なしは13%であった。
2 外交・国際関係
(1)第11回ペルー・ブラジル薬物及び関連犯罪に関する合同委員会の開催
8日、当地にて、第11回ペルー・ブラジル薬物及び関連犯罪に関する合同委員会が開催され、麻薬密輸の阻止、国境管理、オペレーション協力等に関する経験や優れたプラクティスの交換が行われた。
(2)デ・セラ外務大臣とリコ米州機構(OAS)選挙監視団代表の会談
9日、デ・セラ外務大臣は、リコ米州機構(OAS)選挙監視団代表と会談を実施し、総選挙の実施に向けた調整を実施した。
(3)デ・セラ外務大臣とグレース・フー・シンガポール持続可能性・環境大臣兼貿易担当大臣との会談
14日、デ・セラ外務大臣は、ペルーを公式訪問中のフー・シンガポール持続可能性・環境大臣兼貿易担当大臣と会談し、シンガポールがはじめてペルー産食肉製品のシンガポール市場への輸入を承認する決定を下したことを公表した。
(4)第5回ペルー・アルジェリア政策協議メカニズム会合の開催
19日、アルジェにて、アンダーソン外務省官房長とルーン・マグラマネ・アルジェリア外務省官房長が参加し、二国間関係の強化や投資プロジェクトの促進などを目的として、第5回ペルー・アルジェリア政策協議メカニズム会合が開催された。
(5)第6回ペルー・エジプト政策協議メカニズム会合の開催
22日、カイロにて、第6回ペルー・エジプト政策協議メカニズム会合が開催され、両国が良好な関係にあることに加え、両国間の貿易額が過去最高に達するなど、ペルーにとってエジプトはアフリカ北部における重要国の一つであることが強調された。
(6)外務省声明:ウクライナ紛争に参加しているペルー国民の状況
22日、当国外務省は、ウクライナ紛争に参加しているペルー国民の状況に関し、病気または行方不明とされた国民についてのロシア・ウクライナ両国への情報提供要請、モスクワのペルー大使館に支援を求めて出頭した国民の帰国等を報告する声明を発表した。
(7)外務省声明:トランプ大統領襲撃事件
25日、当国外務省は、同日ワシントンD.Cで発生したトランプ大統領襲撃事件を非難する旨の声明を発出した。
(8)アロヨ首相及びパレハ外務大臣によるトゥンベス州訪問
27日、アロヨ首相及びパレハ外務大臣は、トゥンベス州を訪問し、エクアドルとの国境地域における開発と統合を促進するため、国境区域を視察するとともに、トゥンベス州政府関係者等と会談し、意見交換を実施した。
(9)ペルー・マレーシア外交関係樹立40周年記念展の開始
27日、デネグリ外務副大臣及び当地マレーシア大使出席の下、ペルー・マレーシア外交関係樹立40周年記念展のオープニングセレモニーが実施された。
(10)第三回ASEAN・ペルー協力委員会会合の開催
29日、ジャカルタにて、第3回ASEAN・ペルー協力委員会会合が開催され、ペルーからはツボヤマ駐インドネシア・ペルー大使(ASEAN・東ティモール兼轄)が出席した。