ペルー政治情勢(2026年8月)
令和8年9月4日
【概要】
1 内政
(1)フジモリ政権の動き
●20日、ガラレタ首相率いる内閣は、国会下院本会議に対して、政権基本方針演説を実施した。演説において、ガラレタ首相は、2026年-2031年政権基本方針は、治安悪化の軽減、災害や気候変動に対する脆弱性の軽減、人々と機会の包括的な発展の強化、生産性の向上、民主的ガバナンスと法の支配の確立という5つの柱で構成される旨述べた。
●27日、フジモリ大統領率いる閣議において、治安、零細・小規模企業の強化、雇用促進、生産開発、税制、行政の簡素化等に関する立法権限を国会から行政府に委任するよう求める法案を承認した。
(2)世論調査
ア フジモリ大統領の支持率等
●9日、フジモリ大統領の支持率等に関するダトゥム社による世論調査結果が公表され、同大統領の支持率は60%、不支持率は24%であった。
●13日、フジモリ大統領の支持率等に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、同大統領の支持率は57%、不支持率は25%であった。
●14日、フジモリ大統領の政策等に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、同大統領の就任演説をすべて聞いた人のうち70%、一部を聞いた人のうち63%が明確なプランを有していると回答した。
●29日、フジモリ大統領の支持率等に関するCPI社による世論調査結果が公表され、フジモリ大統領の支持率は52.6%、不支持率は30.0%であった。
イ 地方統一選挙
●9日、地方統一選挙等に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、リマ市長選挙について、21%を獲得したロペス・アリアガ候補(人民刷新党(RP))が1位であった。
●16日、リマ市長選挙に関するダトゥム社による世論調査結果が公表され、16.0%を獲得したロペス・アリアガ候補(人民刷新党(RP)))が1位であった。
●16日、リマ市長選挙に関するCIT社による世論調査結果が公表され、22.8%を獲得したロペス・アリアガ候補(人民刷新党(RP))が1位であった。
●29日、リマ市長選挙等に関するCPI社による世論調査結果が公表され、30.6%を獲得したロペス・アリアガ候補(人民刷新党(RP))が1位であった
2 外交・国際関係
(1)各種会談
●7日から8日にかけて、コロンビア大統領就任式にフジモリ大統領の代理として出席したエスパ外務大臣は、レストレポ・コロンビア副大統領、ブーラ同外務大臣、ゴメス同商工観光大臣、サアル・イスラエル外務大臣、ステーネルガード・スウェーデン外務大臣、アルバレス・スペイン外務大臣、リーム・アル・ハーシミー・アラブ首長国連邦(UAE)国際協力担当国務大臣、ウアンカ・ボリビア外務大臣と会談し、また、太平洋同盟の夕食会に出席した。
●13日、エスパ外務大臣は宋当地中国大使の表敬訪問を受けた。会談において、11月18日と19日に深センにおいて開催される2026年APEC首脳会議への参加についてフジモリ大統領の特別な関心について協議された。
●13日、ベラウンデ国防大臣は宋当地中国大使と両国間の協力を強化するための実務会談を行った。
●13日、エスパ外務大臣はナバロ当地米国大使と会談した。会談において、両者は、安全保障と防衛の分野における共同の取組を拡大すること、また、越境組織犯罪や麻薬密輸に対する取組を継続し、米州の盾イニシアティブを推進する必要性について一致した。
●17日、米国を訪問中のエスパ外務大臣は、ディアス-バラート米国下院議員と会談し、安全保障分野の協力におけるリーダーシップと200年にわたる二国間関係の強化に対する永続的なコミットメントに対し謝意を表明した。
●19日、ベラウンデ国防大臣はナバロ当地米国大使と会談を行った。会談において、F-16戦闘機の到着やエル・ニーニョ現象への備え、カヤオ海軍基地の近代化、宇宙協力について協議された。
●21日、アストゥディージョ内務大臣はナバロ当地米国大使と会談を行った。会談において、二国間協力の強化と犯罪対策における取組の連携のための措置が調整された。
●24日、フジモリ大統領は大統領府においてラッソ前エクアドル大統領と会談し、地域の関心事項や両国間の絆を強化するためのテーマについて協議した。
●26日、エスパ外務大臣とウアンカ・ボリビア外務大臣は国境の町であるデスグアデロ町において会談し、共同声明を発出した。
(2)声明
●5日、当国外務省は、2026年11月11日から17日(その後、16日までに変更)に教皇レオ14世台下によるペルー訪問が正式に確認された旨を発表する声明を発出した。
●7日、当国外務省は、ペルーとメキシコ間の外交関係の再開の合意に関するメキシコとの共同声明を発出した。
●10日、当国外務省は、同日コロンビアにおいて発生した地震に対する連帯を表明する声明を発出し、同様に、フジモリ大統領は自身の公式Xを通じて連帯を表明するメッセージを発出した。
●15日、当国外務省は、インドネシア東ヌサ・トゥンガラ州で発生したマグニチュード7.7の地震を受け、インドネシア共和国政府及び国民に対し連帯の意や犠牲者への哀悼の意を表明する声明を発出した。
●26日、ペルー外務省は、公式Xを通じて、ネパールと中国の国境付近で発生した洪水及び土石流によって、死傷者や行方不明者、甚大な物的被害が生じたことを受け、中国及びネパールの国民及び政府に対し深い連帯の意を表明した。
【本文】
1 内政
(1)フジモリ大統領による裁判官の日記念式典出席
4日、フジモリ大統領は裁判官の日記念式典に出席し、司法の独立等に対する政権の絶対的な尊重を宣言するとともに、司法制度の強化は自身の政権における優先課題であると述べ、現行犯ユニットの導入を支援すると言及した。
(2)ルイス・ルビオ候補(人民刷新党(RP))のリマ市長選挙立候補の取り下げ
5日、リマ中央特別選挙審査会(JEE)は、ルイス・ルビオ候補(人民刷新党(RP))によるリマ市長選挙立候補の取り下げを受け入れる決議を発出した。これにより、憲法同党がリマ市長選挙に勝利する場合、同党の市長候補が不在のため、副市長候補であるロペス・アリアガ前リマ市長がリマ市長に就任することになる。
(3)フジモリ大統領の支持率等に関するダトゥム社による世論調査結果
9日、フジモリ大統領の支持率等に関するダトゥム社による世論調査結果が公表され、同大統領の支持率は60%、不支持率は24%であった。また、ペルーの将来に楽観的と回答したのは62%、悲観的と回答したのは32%であった。
(4)統一地方選挙に関するイプソス社による世論調査結果
9日、地方統一選挙等に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、リマ市長選挙について、21%を獲得したロペス・アリアガ候補(人民刷新党(RP))が1位であった。また、13%を獲得したカルロス・ブルース候補(ソモス・ペルー党(SP))が2位、9%を獲得したフランシス・アリソン候補(国家前進党(AvP))が3位であった。
(5)フジモリ大統領の支持率等に関するイプソス社による世論調査結果
13日、フジモリ大統領の支持率等に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、同大統領の支持率は57%、不支持率は25%であった。また、内閣全体の支持率は50%、不支持率は36%、ガラレタ首相の支持率は45%、不支持率は41%、エスパ外務大臣の支持率は51%、不支持率は31%であった。
(6)エレディア元大統領夫人に対する刑事訴訟手続きの棄却
13日、刑事専門高等裁判所控訴第二法廷は、ウマラ元大統領の夫人であるエレディア元大統領夫人(当館注:1954年の外交的庇護に関するカラカス協定に基づき、ブラジルが同元大統領夫人に対して外交的庇護を付与し、2025年4月16日、ブラジルに亡命していた)及びその他関係者に対する刑事訴訟手続きの棄却を決定した。
(7)セロン・ペルー・リブレ党(PL)党首の公の場への登場
13日、セロン・ペルー・リブレ党(PL)党首が、約3年間の潜伏期間を経て、政党創立18周年記念式典に出席し、公の場に姿を現した。セロンPL党首には、ロス・ディナミコス・デル・セントロ事件(当館注:セロンPL党首が、フニン州知事時代、犯罪組織を率いて、運転免許の発行を不正に斡旋する代償として、金銭を受け取っていたとされる事件)を巡って24か月の予防拘禁措置が命じられていたが、7月22日、憲法裁判所がセロンPL党首による人身保護請求を認め、右予防拘禁措置を無効とする判決を下していた(当館注:セロンPL党首については、これまで、その他複数の訴訟が提起されていた)。
(8)フジモリ大統領の政策等に関するイプソス社による世論調査結果
14日、フジモリ大統領の政策等に関するイプソス社による世論調査結果が公表され、同大統領の就任演説をすべて聞いた人のうち70%、一部を聞いた人のうち63%が明確なプランを有していると回答した。また、治安対策に関する立法委任については88%が、エル・ニーニョ現象対策に関する立法委任については86%が賛成と回答した。
(9)リマ市長選挙に関するダトゥム社による世論調査結果
16日、リマ市長選挙に関するダトゥム社による世論調査結果が公表され、16.0%を獲得したロペス・アリアガ候補(人民刷新党(RP)))が1位であった。また、12.3%を獲得したカルロス・ブルース候補(ソモス・ペルー党(SP))が2位、9.5%を獲得したダニエル・ウレスティ候補(ポデモス・ペルー党(PP))が3位、9.3%を獲得したフランシス・アリソン候補(国家前進党(AvP))が4位であった。
(10)リマ市長選挙に関するCIT社による世論調査結果
16日、リマ市長選挙に関するCIT社による世論調査結果が公表され、22.8%を獲得したロペス・アリアガ候補(人民刷新党(RP))が1位であった。また、13.0%を獲得したフランシス・アリソン候補(国家前進党(AvP))が2位、12.4%を獲得したカルロス・ブルース候補(ソモス・ペルー党(SP))が3位であった。
(11)ガラレタ内閣の政権基本方針演説
20日、ガラレタ首相率いる内閣は、国会下院本会議に対して、政権基本方針演説を実施した。演説において、ガラレタ首相は、2026年-2031年政権基本方針は、治安悪化の軽減、災害や気候変動に対する脆弱性の軽減、人々と機会の包括的な発展の強化、生産性の向上、民主的ガバナンスと法の支配の確立という5つの柱で構成される旨述べた。
(12)リマ市の主要な問題に関するイプソス社による世論調査結果
26日、リマ市の主要な問題に関するイプソス社による世論調査結果(三件回答)が公表され、犯罪及び治安悪化と回答した人が71%であった。また、汚職、交通状況、売春や薬物などの違法活動と回答した人がそれぞれ44%、31%、23%であった。
(13)立法委任要請法案の閣議における承認
27日、フジモリ大統領率いる閣議において、治安、零細・小規模企業の強化、雇用促進、生産開発、税制、行政の簡素化等に関する立法権限を国会から行政府に委任するよう求める法案を承認した。本件法案は、法規の策定に120日間の期間を定めることを想定しており、8つの委任分野に整理された一連の緊急構造改革を提案するものである。
(14)フジモリ大統領の支持率及び地方統一選挙等に関するCPI社による世論調査結果
29日、フジモリ大統領の支持率及びリマ市長選挙等に関するCPI社による世論調査結果が公表された。フジモリ大統領の支持率は52.6%、不支持率は30.0%であった。また、リマ市長選挙に関して、30.6%を獲得したロペス・アリアガ候補(人民刷新党(RP))が1位であった。12.4%を獲得したカルロス・ブルース候補(ソモス・ペルー党(SP))が2位、10.0%を獲得したフランシス・アリソン候補(国家前進党(AvP))が3位、8.0%を獲得したダニエル・ウレスティ候補(ポデモス・ペルー党(PP))が4位であった。また、ペルーの発展に寄与している国として、38.5%が中国、38.0%が米国、8.4%が日本、6.9%がスペイン、4.1%がチリを挙げた。
2 外交・国際関係
(1)エスパ外務大臣とサアル・イスラエル外務大臣の電話会談
3日、エスパ外務大臣はサアル・イスラエル外務大臣と電話会談を行い、電話会談において、両者は、越境組織犯罪との闘いや水資源管理、エル・ニーニョ現象の影響対策のための経験の交換といった分野における協力の拡大の可能性を強調した。
(2)エスパ外務大臣のペルー外務省設立205周年及び外交官の日記念式典出席
3日、エスパ外務大臣は、ペルー外務省設立205周年及び外交官の日記念式典に出席し、ペルーが直面する大きな課題に取り組むコミットメントを改めて表明した。
(3)エスパ外務大臣とトバル・コスタリカ外務大臣との電話会談
4日、エスパ外務大臣はトバル・コスタリカ外務大臣と電話会談を行い、電話会談において、両者は二国間関係が極めて良好な状態にあることを確認し、両国が直面する安全保障や社会経済開発といった分野における主要な課題を克服するため、二国間関係をさらに深化させることへの相互の関心を表明した。
(4)外務省声明:教皇レオ14世台下の訪問日程
5日、当国外務省は、2026年11月11日から17日(その後、16日までに変更)に教皇レオ14世台下によるペルー訪問が正式に確認された旨を発表する声明を発出した。教皇レオ14世台下はペルーにおいて、リマ、チクラヨ、クスコ、プカルパを訪問する予定である。
(5)エスパ外務大臣のコロンビア大統領就任式出席及び各国とのバイ会談
7日から8日にかけて、コロンビア大統領就任式にフジモリ大統領の代理として出席したエスパ外務大臣は、レストレポ・コロンビア副大統領、ブーラ同外務大臣、ゴメス同商工観光大臣、サアル・イスラエル外務大臣、ステーネルガード・スウェーデン外務大臣、アルバレス・スペイン外務大臣、リーム・アル・ハーシミー・アラブ首長国連邦(UAE)国際協力担当国務大臣、ウアンカ・ボリビア外務大臣と会談し、また、太平洋同盟の夕食会に出席した。
(6)共同声明:メキシコとの外交関係再開の合意
7日、当国外務省は、ペルーとメキシコ間の外交関係の再開の合意に関するメキシコとの共同声明を発出した。また、1954年の外交的庇護に関するカラカス協定第5条及び第12条に基づき、ベッツィ・チャベス元首相に大使、渡航許可証を発給した旨発表した。
(7)バラレソ外務省アジア大洋州局長の東南アジア諸国連合(ASEAN)設立50周年式典への出席
7日、バラレソ外務省アジア大洋州局長は当地タイ大使館が主催したASEAN設立50周年記念式典に出席し、演説において、ASEAN諸国との友好、協力、連携の絆を引き続き強化していくとのペルーのコミットメントを改めて表明し、2024年にペルーが開発パートナーとしてのステータスを得て以降、二国間の制度的関係における進展を報告し、特に2026年4月にジャカルタにおいて第三回会合が実施されたASEANペルー開発連携委員会による取組を高く評価した。
(8)外務省声明:コロンビアにおける地震に対する連帯
10日、当国外務省は、同日コロンビアにおいて発生した地震に対する連帯を表明する声明を発出し、同様に、フジモリ大統領は自身の公式Xを通じて連帯を表明するメッセージを発出した。
(9)エスパ外務大臣とスコクニック当地チリ大使との会談
11日、エスパ外務大臣はスコクニック当地チリ大使と実務会談を行った。同外務大臣は、政策協調、安全保障、非正規移民の分野における主要な二国間調整メカニズムの計画の策定に向けて、ペルーが全面的に対応する用意があることを再確認した。この調整は、2027年1月後半にペルーで開催予定の首脳会談及び第5回二国間閣議(gabinete binacional)(当館注:大統領+閣僚が出席する二国間のハイレベル会合)に向けた準備の一環である。
(10)エスパ外務大臣とアララウィ当地アラブ首長国連邦(UAE)大使との会談
11日、エスパ外務大臣はアララウィ当地アラブ首長国連邦(UAE)大使と会談を大なった。会談では、UAEからペルーへの投資拡大や金融、防衛、デジタル政府などの分野における協力の拡大に向けた機会について協議された。また、エル・ニーニョ現象の予防措置の一環として飲料水の供給に関連するプロジェクトについてUAEからの支援を得る可能性についても取り扱われた。
(11)エスパ外務大臣とサファディ・ヨルダン副首相兼外務・移民大臣との電話会談
11日、エスパ外務大臣はサファディ・ヨルダン副首相兼外務・移民大臣と電話会談を行い、二国間関係の主要なテーマや、協力、また、観光をはじめとする経済貿易振興の機会について協議した。
(12)コロンビア地震に対する人道支援
11日、フジモリ大統領は、コロンビアで発生した地震の被災者を支援するため、生活必需食品、テント、防寒着、マット、マットレス、蚊帳、生活用品、台所用品、その他の必需品で構成される12トンの人道支援物資を送付する旨発表した。
(13)ロードマップ作業部会第二回会合の開催
12日、「日本とペルー共和国との間の戦略的パートナーシップ強化のためのロードマップ(2024-2033)」のフォローアップに関する作業部会の第二回会合が開催された。会合は、プラセンシア外務省アジア大洋州局東アジア課長が議長を務めた。両国尾は、2026年の実施機関において、9つの取組を優先的に推進することで合意した。
(14)エスパ外務大臣と宋(SONG Yang)当地中国大使との会談
13日、エスパ外務大臣は宋当地中国大使の表敬訪問を受けた。会談において、11月18日と19日に深センにおいて開催される2026年APEC首脳会議への参加についてフジモリ大統領の特別な関心について協議された。宋当地中国大使は、あり得べきエル・ニーニョ現象に対する予防、対応、復旧においてペルーを支援する中国政府の用意の意向を改めて表明した。
(15)ベラウンデ国防大臣と宋(SONG Yang)当地中国大使との会談
13日、ベラウンデ国防大臣は宋当地中国大使と両国間の協力を強化するための実務会談を行った。両者は、エル・ニーニョ現象やその他の自然災害に対する予防、対応、支援について共に取組を継続する意思を改めて確認した。
(16)エスパ外務大臣とナバロ当地米国大使との会談
13日、エスパ外務大臣はナバロ当地米国大使と会談した。会談において、両者は、安全保障と防衛の分野における共同の取組を拡大すること、また、越境組織犯罪や麻薬密輸に対する取組を継続し、米州の盾イニシアティブを推進する必要性について一致した。
(17)エスパ外務大臣とウアンカ・ボリビア外務大臣の電話会談
14日、エスパ外務大臣は、コロンビアのカリ市において行われた非公式会談のフォローアップとして、ウアンカ・ボリビア外務大臣と電話会談を行った。両者は、ペルーにおける次回首脳会談及び二国間閣議(gabinete binacional)(当館注:大統領+閣僚が出席する二国間のハイレベル会合)で提示される成果を特定すべく、国境地域での会談日程を決定するようそれぞれの担当チームに指示することで合意した。
(18)エスパ外務大臣とアミン・シャウドリ当地モロッコ大使との会談
14日、エスパ外務大臣はアミン・シャウドリ当地モロッコ大使と会談した。会談において、経済貿易関係の深化に向けた機会や、経済、貿易、協力、農業、その他両国にとって重要な分野における相互に関心のあるイニシアティブについても協議された。
(19)エスパ外務大臣とランジェル・ポルトガル外務大臣との電話会談
14日、エスパ外務大臣はランジェル・ポルトガル外務大臣と電話会談を行った。会談において、両者は、ペルー国立港湾局(APN)とシネス港湾局との間で両国が取り組んでいる了解覚書の重要性を強調した。同覚書により、両国間の技術協力と貿易交流が促進されることになる。また、両者は二国間対話を継続し、イベロアメリカ首脳会議の枠組みでの次回会談での可能性を模索することで一致した。
(20)エスパ外務大臣とプラセンシア・ベネズエラ外務・貿易大臣との電話会談
14日、エスパ外務大臣はプラセンシア・ベネズエラ外務・貿易大臣と電話会談を行った。会談において、エスパ外務大臣は、9月1日にカラカスにおけるペルー領事館を再開する予定であると述べた。
(21)外務省声明:インドネシアにおける地震に対する連帯
15日、当国外務省は、インドネシア東ヌサ・トゥンガラ州で発生したマグニチュード7.7の地震を受け、インドネシア共和国政府及び国民に対し連帯の意や犠牲者への哀悼の意を表明する声明を発出した。なお、同日時点で被災したペルー国民は確認されていないとした。
(22)エスパ外務大臣とディアス-バラート米国下院議員との会談
17日、米国を訪問中のエスパ外務大臣は、ディアス-バラート米国下院議員と会談し、安全保障分野の協力におけるリーダーシップと200年にわたる二国間関係の強化に対する永続的なコミットメントに対し謝意を表明した。
(23)ティーグ次期当地スウェーデン大使による信任状の写しの提出
18日、ペレス・デル・ソラール外務省儀典長は、ティーグ次期当地スウェーデン大使から信任状の写しを受け取った。
(24)サンティアゴ地域コミットメント作業部会の発足
19日、当国外務省は、ペルーの他、アルゼンチン、ボリビア、チリ、エクアドル、ウルグアイ、パラグアイから構成されるサンティアゴ地域コミットメントの作業部会が正式に発足したこと、また、外務省が国内関係機関のとりまとめを行うことを発表した。
(25)エスパ外務大臣とアベジャン当地スペイン大使との会談
19日、エスパ外務大臣はアベジャン当地スペイン大使の訪問を受けた。会談において、本2026年11月にマドリードで開催される第30回イベロアメリカ首脳会議について協議されたほか、共通の関心であるイニシアティブの推進を継続する意向が確認された。また、エスパ外務大臣は、エル・ニーニョ現象の重要性と地域における影響を考慮し、同首脳会議の議題における優先課題として盛り込むべきとのペルーの提案をアベジャン当地スペイン大使に改めて伝達した。
(26)ベラウンデ国防大臣とナバロ当地米国大使との会談
19日、ベラウンデ国防大臣はナバロ当地米国大使と会談を行った。会談において、F-16戦闘機の到着やエル・ニーニョ現象への備え、カヤオ海軍基地の近代化、宇宙協力について協議された。
(27)アンデルソン外務副大臣とセルール・メキシコ外務省ラ米カリブ担当次官との会談
19日、メキシコ出張中のアンデルソン外務副大臣とセルール・メキシコ外務省ラ米カリブ担当次官と、両国間の外交関係再開後初の二国間会談を実施した。会談において、アンデルソン外務副大臣は、ペルー国民に対する査証免除の再検討を求めていることを伝えた。
(28)アストゥディージョ内務大臣とナバロ当地米国大使との会談
21日、アストゥディージョ内務大臣はナバロ当地米国大使と会談を行った。会談において、二国間協力の強化と犯罪対策における取組の連携のための措置が調整された。
(29)エスパ外務大臣とバエナ当地ブラジル大使との会談
21日、エスパ外務大臣はバエナ当地ブラジル大使と会談を行った。会談において、エスパ外務大臣は、2003年に確立された戦略的同盟(Alianza Estrategica)に反映されている両国間の関係の戦略的性質を強調するとともに、越境組織犯罪との闘いにおける二国間協力を強化するとのペルーの関心を表明した。両者は、2027年2月3日にペルーとブラジルの外交関係樹立200周年を迎えることを強調し、重要な共同の記念行事が調整されていると述べた。
(30)エスパ外務大臣とメネセス当地グアテマラ大使との会談
21日、エスパ外務大臣はメネセス当地グアテマラ大使と会談を行った。両者は、社会問題や領事問題における新たな協力の機会を共同で特定することで一致し、これにより両国間の伝統的な友好と理解の関係を引き続き深化させていくことが可能になるとした。エスパ外務大臣は、この会談の機会に、2027年のグアテマラとの外交関係樹立170周年記念を強調した。
(31)エスパ外務大臣とグアルティエリ当地ローマ教皇庁大使及びガルシア・ペルー司教協議会会長との会談
21日、エスパ外務大臣は、教皇レオ14世台下訪問ハイレベル特別委員会委員長として、グアルティエリ当地ローマ教皇庁大使及びガルシア・ペルー司教協議会会長と会談を行った。会談において、調整が進められ、23日にペルーに到着する教皇庁による2回目の先遣隊の受け入れ準備と運営に関する今後の手順について検討された。
(32)教皇レオ14世台下のペルー訪問日程の短縮
21日、当地報道によれば、グアルティエリ当地ローマ教皇庁大使は、教皇レオ14世台下が、当初の7日間のスケジュールより1日短く、11月11日午後にペルーに到着し、16日まで滞在する予定であると述べた。
(33)エスパ外務大臣とアブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン・アラブ首長国連邦(UAE)外務大臣との電話会談
24日、エスパ外務大臣は、アブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン・アラブ首長国連邦(UAE)外務大臣と電話会談を行った。会談において、両者は二国間関係の強固さを強調し、第81回国連総会の機会に会談を行うことで一致した。また、ペルーへのUAEによる長期的な投資を促進、誘致すること、経済協力の法的枠組みを強化すること、エル・ニーニョ現象への対応における協力の推進を継続すること、エミレーツ航空のペルーへの就航に向けた取組に関する共通の展望について協議した。
(34)教皇レオ14世台下訪問ハイレベル特別委員会のローンチ会合の開催
24日、エスパ外務大臣は、教皇レオ14世台下訪問ハイレベル特別委員会のローンチ会合を開催した。会議には、同訪問の名誉ハイレベル顧問であるラウル・ディエス・カンエコ氏(当館注:サン・イグナシオ・デ・ロヨラ大学学長(創立者)、元第一副大統領及び元通商観光大臣(トレド政権)、元国会議員)も出席した。
(35)フジモリ大統領とラッソ前エクアドル大統領との会談
24日、フジモリ大統領は大統領府においてラッソ前エクアドル大統領と会談し、地域の関心事項や両国間の絆を強化するためのテーマについて協議した。
(36)サルミジャ水路の管理とその水の利用に関する常設二国間委員会第16回定例会合の開催
24日及び25日、エクアドルのマチャラ市でサルミジャ水路(当館注:ペルーとエクアドル国境の一部を構成する)の管理とその水の利用に関する常設二国間委員会第16回定例会合が開催された。デル・カンポ・ペルー外務省国境開発統合局長(大使)とムニョス・エクアドル環境エネルギー省水資源担当副大臣が共同議長を務めた。ペルー側は、エル・ニーニョ現象に伴う極端な気象事象のリスクを踏まえ、本年中に、水路の浚渫や問題のある箇所の改修など、水路の包括的かつ緊急の維持管理作業を実施する必要性を提起した。
(37)エスパ外務大臣とウアンカ・ボリビア外務大臣の会談及び共同声明
26日、エスパ外務大臣とウアンカ・ボリビア外務大臣は国境の町であるデスグアデロ町において会談し、共同声明を発出した。今回の会談は本年で200周年を迎える両国間の二国間関係を強化するという両政府の意思を改めて確認するものである。また、両者は、本年ペルーにおいて、首脳会談及び第7回二国間閣議(gabinete binacional)(当館注:大統領+閣僚が出席する二国間のハイレベル会合)を開催する決意を改めて表明した。
(38)外務省X投稿:ネパールと中国の国境付近で発生した洪水及び土石流に対する連帯
26日、ペルー外務省は、公式Xを通じて、ネパールと中国の国境付近で発生した洪水及び土石流によって、死傷者や行方不明者、甚大な物的被害が生じたことを受け、中国及びネパールの国民及び政府に対し深い連帯の意を表明した。なお、同日時点でペルー人被害者は確認されていないとした。
(39)外務省X投稿:ハラルド5世ノルウェー国王逝去
28日、ペルー外務省は、公式Xを通じて、ハラルド5世ノルウェー国王の逝去に際して、ノルウェー国民及び政府に対して、心からの哀悼の意を表明するとともに、ノルウェー王室に対する深い哀悼の意を表明した。
(40)エスパ外務大臣とナバロ当地米国大使による二国間宇宙評議会の発足式典への出席
28日、エスパ外務大臣は、ナバロ当地米国大使と共に、二国間宇宙評議会(Consejo Espacial Bilateral)の発足式典を主宰した。二国間宇宙評議会は、宇宙分野の科学、工学、技術に関連する分野において、ペルーの次世代の教育と人材育成を促進することに寄与する。