APJ主催ペルー日本人移住118年周年及び日秘友好の日制定28周年記念行事(日秘友好橋献花式) 【日系校生徒代表挨拶:ナオミ・アレクサンドラ・マリーニャス・オオシロさん,リュウイチ・オオシロ・ウガモト君】
平成29年4月19日
【平成29年4月3日(月)15:30~ 於:Campo de Marte】
本日,ペルー・日本友好の日設立28年を迎えるに当たり,我々先達に対しての大きな誇りと深く感謝の意をここに述べさせていただく。我々の祖先は,118年前,未来への期待と希望を抱き,大海を渡り,言葉も信仰もまったく異なるこの地に腰を据え,辛酸をなめた重労働に耐えてきました。それらの勇気果敢な精神により,ペルー日系社会を確固たるものへと築き上げたのです。今日あるペルー日系コミュニティは,彼らから受け継いだ価値と美徳により,尊敬,称賛されるものとなっているのです。その価値と美徳は,誠実,感謝,勤勉,責任感,連帯として,世代を超えて受け継がれています。また,全く異なった二つの文化の融合をなし得たことに対して,各世代が感じている誇らしい気持ちから生じるものでもあります。ペルーと日本,より良い明日のために日々立ち上がり戦った力強い人々。彼らは逆境にめげることなく,自然の脅威や極貧にも屈せず,忍耐と努力でこの地に根を張り,時の流れに流されることなく,その尊厳と謙遜の精神をますます高めてきました。我々は,このような素晴らしい美徳を受け継ぐ機会を与えてくれた我々の祖先に対して,感謝の念をいつまでも送り続けます。