館員による講演の実施(日本式業務管理「5S」について:高木公使参事官)

2017/1/11

11月8日,高木公使参事官は,ペルー5S表彰委員会主催による5S優秀企業・団体表彰式の機会に「5Sと日本人」について講演を行いました。会場となったペルー日系人協会劇場には,5S優秀企業・団体関係者約300名が参加しました。

講演では,「5S」の概念は、清潔が日本文化における伝統的・基本的価値であったことを背景として生まれた一方,5Sの要素である「清潔」や「整理」が品質や生産性を高めることは日本に限らず普遍的に当てはまることが紹介され,また日本では幼少時から清潔の価値観を学校での掃除の時間などを通じて身につけていくことについて解説がなされました。

また,5Sそのものではありませんが,ハーバード大学ビジネススクールでも日本の新幹線の車内清掃などを請け負う会社の業務管理の事例が必須教材として取り上げられており,これは少数の才能豊かな人だけが活躍するのではなく,大多数の普通のメンバーが皆で活躍して成果を出すという日本的な"inclusive"な業務管理が注目されているのかもしれない,ということについても説明がなされました。