片山大使によるオノリオ・デルガード・野口英世国立精神衛生研究所訪問

令和4年5月4日

 4月21日、片山大使は、日本の無償資金協力で建設され、1982年6月に竣工した「オノリオ・デルガード・野口英世国立精神衛生研究所」を訪問しました。視察した建物や機材は40年を経過した現在も、適切に維持管理されていることが確認できました。また、同研究所では、日本人専門家による技術協力も実施され、同協力への感謝として、日本人専門家等の名前が記された石碑が現在も設置されています。なお、ペルーでは、新型コロナウイルスのパンデミック等により、精神障害の患者数が増加している一方で、精神科医が不足しているという問題を抱えています。同研究所は、ペルーの精神衛生分野の中核として、ますます重要な役割を果たすことが期待されます。
 
   オノリオ・デルガード・野口英世国立精神衛生研究所正面。
所長及び関係者との集合写真。
 
 
      日本人専門家による技術協力に対する感謝としての石碑
 
機械室視察。供与された機材は、現在も、研究所が適切に
機能するよう適切に稼働しています。