草の根・人間の安全保障無償資金協力「カヤオ市ベンタニーヤ区サンタ・ロサ幼稚園整備計画」引渡式(3月3日開催)
令和5年3月3日

3月3日、日ペルー外交関係樹立150周年を記念して、当館山倉参事官は草の根・人間の安全保障無償資金協力「カヤオ市ベンタニーヤ区サンタ・ロサ幼稚園整備計画」の引渡式に出席しました。
サンタ・ロサ幼稚園は、周辺地域の児童へ質の高い教育を提供するため、カヤオ司教区が中心となり建設計画が進められ新たに創設された教育施設です。
「カヤオ市ベンタニーヤ区サンタ・ロサ幼稚園整備計画」(供与限度額:90,829米ドル)は、教育施設が不足する同地区の教育環境の改善・向上に寄与するため、新規園舎(3教室:及び園児用トイレを設置)の建設を行うものです。これにより、同地区に住む幼児90名が新たに就学前教育を受けることが可能になります。また、園舎建設により、幼児教育が充実することで、当該幼稚園の園児90名だけでなく、保護者及び同地域住民約35,000名にも間接的に裨益します。
式典には、カヤオ司教区関係者、園児、幼稚園関係者など約80名が出席し、コントレラス司教牧師から本プロジェクトによる日本からの建設援助に関して感謝の意が述べられました。山倉参事官は自身の挨拶において、日本がペルーの教育環境の改善に引き続き貢献する所存であり、引き渡した園舎が責任を持って活用され、日本国民の行った本支援が良質で永続的な形で保証されることを期待する旨述べました。



