草の根・人間の安全保障無償資金協力「カヤオ市アグスティン・デ・イポナ学校整備計画」引渡式(3月28日開催)
令和5年3月30日


3月28日、日ペルー外交関係樹立150周年を記念して、当館山倉参事官は草の根・人間の安全保障無償資金協力「カヤオ市アグスティン・デ・イポナ学校整備計画」の引渡式に出席しました。
アグスティン・デ・イポナ学校は、経済的資源の限られた児童にも質の高い教育を受ける平等な機会を提供するため、NGO団体の協力,共有,振興,開発と自由(COPRODELI)が中心となり1992年に創設された教育施設です。
「カヤオ市アグスティン・デ・イポナ学校整備計画」(供与限度額:82,637米ドル)は、老朽化が進む校舎で授業を受ける児童の教育環境の改善・向上に寄与するため、同施設の屋根の改修工事(小学校舎6教室,園舎2教室及び図書室)を行うものです。また、同小学校舎脇に階段を設置し、さらに老朽化した教室内什器を更新します。これにより、同校の教育環境が改善され、在籍する生徒610名、教員31名に裨益することとなります。
式典には、サリタ・コロニア地区関係者、児童、学校関係者など約670名が出席し、サンチェスCOPRODELI代表から本プロジェクトによる日本からの建設援助に関して感謝の意が述べられました。山倉参事官は自身の挨拶において、この支援が、この地区の子供たちのより良い教育に貢献し、ペルーと日本の人々を結びつける友情と連帯の象徴となることを期待する旨を述べました。
当日の写真

