政府間(G2G)契約によるアマソナス州第4軸幹線道路整備に関する覚書の署名(5月14日)

令和6年5月21日
式典で覚書に署名をする山元大使とぺレス・レジェス運輸通信大臣 覚書の署名
署名した覚書を手に記念撮影をする山元大使とぺレス・レジェス運輸通信大臣 山元大使とぺレス・レジェス運輸通信大臣による記念撮影
式典会場の一同約500人と共に記念撮影をする山元大使、ぺレス・レジェス運輸通信大臣 出席者一同による記念撮影
  
   5月14日、アマソナス州チャチャポヤス市のアマソナス州政府事務所にて政府間(G2G)契約によるアマソナス州第4軸幹線道路整備に関する覚書とG2G契約書の署名式が開催され、当館と運輸通信省間の覚書に山元大使が署名しました。また、この覚書に基づいて日本工営株式会社と中南米工営株式会社から構成される共同企業体とペルー道路公団との間でG2G契約書が署名されました。我が国がペルーでG2G契約による事業に参画するのは初めてです。
 
   本プロジェクトは、ペルー北部のアマソナス州とロレト州にわたる総距離約214kmに及ぶ幹線道路の改良事業です。現在、この道路は幅員が狭く、路肩や標識の無い、劣化が著しい1車線の道路です。本プロジェクトによって最大幅員6.6メートルのアスファルトで舗装された道路に改良されることになり、物流および人的移動が容易になることで、現在日常的にこの道路を利用している約10万人の周辺住民が利益を受けることになります。