草の根・人間の安全保障無償資金協力「リマ市及びウカヤリ州中古救急車整備計画」及び「リマ市中古ブロアー車整備計画」と日本消防協会寄贈の消防車両の引渡式(8月20日)
令和7年8月21日



8月20日、山元大使は、草の根・人間の安全保障無償資金協力「リマ市及びウカヤリ州中古救急車整備計画」と「リマ市中古ブロアー車整備計画」及び、日本消防協会寄贈の消防車両の引渡式に出席しました。の引渡式に出席しました。
「リマ市及びウカヤリ州中古救急車整備計画」と「リマ市中古ブロアー車整備計画」(供与限度額合計:190,994米ドル)では、NGOファイヤーマン・アンド・ヘルス・ホープを通じて、日本のブロアー車1台、救急車2台を内務省管下のペルー消防庁に供与しました。ブロアー車はリマ市サン・ボルハ区の義勇消防団に、救急車はリマ市サン・フアン・デ・ミラフローレス区とウカヤリ州カンポベルデ町の義勇消防団に配備されます。これにより、車両配備先の各地域において、より適切な消防・救急活動が可能となり、地域住民約55万人に裨益します。
今回、ペルーで初めてブロアー車が運用されることを踏まえ、本年5月、日本から総務省消防庁と名古屋市消防局の技術指導員がサン・ボルハ区のコスモポリタ第11消防団を訪れ、約30人の消防団員を対象に車両の運用と整備に関する技術支援を行いました。
また、日本消防協会と在日本ペルー大使館との間の合意に基いて、日本消防協会から寄贈された5台の消防車両も引渡されました。
山元大使は挨拶の中で、引渡された車両がペルー義勇消防団員の精力的な活動を支える重要な資機材となり、市民に対してより迅速で安全かつ効果的な緊急対応を行うことができるようになることを願うとともに、日本とペルーの友好・協力の絆が深まることを祈念すると述べました。