ペルー海外安全対策情報(2016年7月~9月:邦人被害例等)

2016/10/4
在ペルー日本国大使館
 
1 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)全般
 リマ市・カヤオ市を中心に依然として強盗,窃盗の被害が昼夜を問わず多発している。信号待ちの車両の窓ガラスを割って車内の荷物を持ち去る「窓割り強盗」や,通行中の歩行者のバッグ等所持品を狙った「路上強盗(ラケテオ)」,「ひったくり」,営業中のレストラン等に押し入る「レストラン強盗」等の発生が見られる。また,強盗被害に遭った被害者が抵抗したことにより殺害される事件も発生していることから,万一,強盗被害に遭った場合は抵抗することなく,身の安全を優先することが肝要である。
 
(2)邦人被害例
 ア (強盗)7月13日午後6時40分頃,在留邦人がペルー日系人協会を出て付近を歩いていたところ,2人乗りのバイクに行く手を塞がれて,バイクの後ろに乗っていた男に拳銃のようなものを突きつけられ,貴重品の入っていた鞄を強奪された。
 イ (スキミング被害)7月21日,在留邦人が日本のデビットカード情報を利用され,リマ市内にあるペルー金融機関のATMから,2万4千円弱の現金引き出しを連続11回,計約26万円を引き出された。
 ウ (置き引き)8月12日午前10時30分頃,邦人旅行者がワラスのクルス・デ・スル社バスターミナルにおいて,見知らぬペルー人に声をかけられ振り返った隙に,貴重品の入ったリュックを盗まれた。
 エ (強盗)9月2日,邦人旅行者がイカに滞在中,携帯電話で通話していたところ,同携帯電話を強奪された。
 オ (ひったくり)9月18日午前6時頃,邦人旅行者がピウラ州マンコラのメインストリートを4人で歩いていたところ,三輪自動車に乗った男4人組に斜めがけしていた鞄をひったくられた。
 カ (強盗)9月29日午前9時頃,邦人旅行者がカヤオ市ロス・バラコネスを散策中,見知らぬ男が近づいてきて,持っていた鞄を強奪された。

2 テロ・爆弾事件発生状況
 アプリマック・エネ・マンタロ川渓谷(VRAEM)地域の一部地域では,引き続きテロリストと治安部隊との衝突が度々発生しており,非常事態宣言が延長されている。
 一方リマ市内では,目的不明なるも,手榴弾を路上に置き去る事案が発生していることから,不審物を発見した際は決して近づいたり触ったりすることなく,速やかに警察に通報し処理を委ねることが肝要である。

3 誘拐・脅迫事件発生状況
 リマ市では年少者を誘拐し親に身代金を要求する事案が発生しており,犯人は逮捕されているが,模倣犯には警戒する必要がある。
 カヤオ市内では,建設関連業者をはじめとする自営業者に対してみかじめ料を求める脅迫,恐喝,殺人事件が発生しており,治安悪化による非常事態宣言が延長されている。