アレキパ州に対する非常事態宣言の発令(10月14日まで)

平成28年8月17日
在ペルー日本国大使館
 
 ペルー政府は,8月16日付官報にて,アレキパ州の地震に関する非常事態宣言を発令しました。これは,14日午後9時58分ごろペルーのアレキパ州のアンデス山脈の町チバイ付近を震源とする,マグニチュード5.2の地震が発生したことに伴い,倒壊した建物,崖崩れ等の復旧作業のため,アレキパ州カイヨマ郡(Caylloma),チバイ町(Chivay),イチュパンパ町(Ichupampa),アチョマ町(Achoma),ヤンケ町(Yanque),マカ町(Maca),マドリガル町(Madrigal),コポラケ町(Coporaque)に大統領令で非常事態宣言を8月16日から60日間(10月14日まで)発令するものです。
 同地震の発生に伴い,建物の倒壊などにより死傷者(死者4名)が出ています。現在,半壊の状態で残っている建物や設置物(電柱,看板,標識等)も一連の地震で設置強度が落ちている可能性があり,余震の発生などにより倒壊する危険がありますので,今後,同地域への渡航・滞在を予定されている方,既に滞在中の方は,細心の注意を払って行動してください。