安全情報

平成25年8月13日

在ペルー日本国大使館領事部

 

 

 

高地での観光に関する注意喚起

 

 

 

 ペルーは,多くの観光地が高地にあり,多くの旅行者が高山病にかかります。高山病は,重症化すると脳浮腫や肺水腫を起こし,すぐに適切な治療を受けるとともに,低地へ下りなければ,生命に関わることがあります。高山病の発症は,その日の体調によっても左右されるため,過去に高地で高山病にかからなかったからといって,次回も高山病にかからないという保証はありません。
また,重篤な高山病になった場合,低地への緊急搬送や入院が必要になりますので,海外旅行保険への加入を強くおすすめします。

 以下,高山病の初期症状及び予防方法をご覧の上,万が一,旅行中に体調に異変を感じた場合には十分な休養をとり,体調を優先した旅行を行ってください。

 

【高山病の初期症状】
 頭痛,呼吸浅薄感,食欲低下,腹部の膨満感,不眠感(眠りが浅い)

 

【高山病の予防】

  1. 高地に到着した初日は,十分な休養をとる。
  2. 高地ではゆっくり歩く。特に,高地に到着した初日は,階段の使用を避ける。
  3. 食事は腹八分目を心がけ,アルコールの摂取は避ける。
  4. 高山病予防薬の服用。(予防薬の服用方法については,薬局等で相談してください)

(了)

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