草の根・人間の安全保障無償資金協力 「障害者訓練施設拡充整備計画」供与式
8月10日、目賀田周一郎在ペルー日本大使は、草の根・人間の安全保障無償資金協力により整備した、リマ州リマ市プエブロ・リブレ区の障害者訓練施設の供与式に参加しました。
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建設された障害者施設2階部分 |
目賀田大使のテープカット |
設置された記念プレート |
■プロジェクトの概要 (1)プロジェクトの内容 障害者が、リハビリテーションや職業訓練を受けることにより、より健康で自立した生活を送ることを目指し、障害者施設の2階部分を増築しました。また、JICA及びNGOひまわりの会の協力によりリハビリ用機材が、さらに日本企業(味の素財団、サンタ・ルイサ鉱業、ペルー・トヨタ自動車)の協力によりエレベーターが設置されました。
(2)プロジェクトの背景と必要性
社会的・経済的に孤立し、社会適応や娯楽、学習のための場所がないために自宅に閉じこもることを余儀なくされている障害者が数多く存在しています。
今回は、大使館が2階部分増築を、NGOひまわりの会はJICAと日本ボランティア郵便貯金を活用して必要な機材整備と訓練を行いました。さらに前述の日本企業の寄付によりエレベーターが設置されました。これは日本及び日系社会の努力と善意と連帯が実ったものであり、官民連携のモデルともなるプロジェクトと位置づけることができます。
(3)プロジェクトの効果
200名の障害者の技術向上ち自立のための支援に資することができます。
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