平成21年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「シンシカップ西洋カリン加工施設及び加工機材整備計画(一村一品支援)」供与式

 

平成23年10月26日 在ペルー日本国大使館

 

 

 

      10月14日,今井臨時代理大使はラ・リベルタ州シンシカップ町にて実施された,草の根・人間の安全保障無償資金協力(APC)による「シンシカップ西洋カリン加工施設及び加工機材整備計画(一村一品支援)」の供与式に出席しました。

 

      シンシカップ町は,ペルー北部山岳地域に位置し,住民の約80%が農牧業に従事する小規模な町です。

 

      APCから86,130米ドルの資金が提供された本件では,地元の特産品である西洋カリンをネクターやジャムに加工するための施設の改修や加工に必要な機材の整備に加え,地元住民グループに対して加工技術や販売能力向上のための研修を実施しています。

 

      なお,日本大使館では,貧困削減や格差是正に資することから本件のような「一村一品運動」に対する支援を行っており,本件はAPCで支援した第一号案件です。

 

      式典には,ポサダ通商副大臣も出席し,「一村一品運動」はペルー政府が進める社会的包摂の精神に合致するものであり,政府としても本運動を進めていきたいと挨拶しました。

 

供与式の様子(左端が今井泰志臨時代理大使,左端がポサダ通商副大臣)

 

 

西洋カリンネクターの加工施設を視察する今井泰志臨時代理大使(左)とポサダ通商副大臣

 

 

 

 

 

 

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