プレスリリース

一般プロジェクト無償資金協力「国立障害者リハビリテーション・センター建設計画」供与式




7月17日,福川大使はウマラ大統領とともに,日本の無償資金協力(約2千万米ドル)で建設された「日ペルー友好・国立障害者リハビリテーションセンター(INR)」の供与式に出席しました。

本件は,カヤオ市にある既存の施設が老朽狭隘化のため,十分なサービスを提供できていないことから,新たにリマ市チョリーヨス区に建て替えを行ったもので,日本政府は,総計画面積約15,000?のうち,外来診療棟や病棟等約11,000?の建設のほか,CTスキャンやX線撮影機等の医療機材を供与しました。

INRは,本年でちょうど創立50周年を迎え,これまで多くの身体及び知的障害者の方々に対して職業訓練等の社会復帰の支援を行ってきており,新たな施設の完成は,ペルー政府が掲げる「社会的包摂」政策の促進に貢献することが期待されます。

なお,過去30年にわたり,アンデス地方の農民や先住民を題材とした絵画を描き続け,昨年日本政府より叙勲された野口忠行画伯より,INRの竣工を記念して絵画が寄贈されました。


供与式写真
供与式の様子(右からウマラ・ペルー共和国大統領,福川正浩駐ペルー日本大使,テハダ保健相)

施設写真

完成した施設の外観

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