ペルーにおける豪雨水害に対する緊急援助 –供与物資の使用状況-(2017年5月26日実施)
平成29年5月30日
3月28日,日本政府は,ペルー共和国における豪雨水害に対し,同国政府からの要請を受け,国際協力機構(JICA)を通じ,緊急援助物資(テント,毛布,スリーピングパッド,浄水器,発電機)を供与しました。
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緊急援助物資は国家防災庁(INDECI)によりピウラ州に輸送され,その後ピウラ州政府によりピウラ州の各地域に配布されました。
5月26日に実施した避難キャンプや文教施設への訪問に際し,使用されている方々から我が国の援助に対する感謝が述べられました。また,「日本が援助したテントは布製で2重構造であるため直射日光を遮り,通風も確保されている」「浄水器は使用方法がシンプルで使いやすい」といったコメントもありました。
ペルー政府は4月29日,今回の豪雨水害に対し,首相府の下に復興計画の作成・実行を主管する機関(復興事務局)を設置し,現在、同事務局は被災地域に対するインフラ整備や優先的かつ持続的な活動を包含した復興計画を作成することとしています。
避難キャンプの様子 日本の緊急援助物資(テント)
日本の緊急援助物資(発電機) 日本の緊急援助物資(スリーピングパッド)
キャンプ住民より感謝を受ける 支援学校で使用される毛布
支援学校で使用される浄水器 学生より感謝のスピーチ