日ペルー・地デジ技術協力の今後の方向性に関する会合開催結果 - 第三国研修「地上デジタルテレビ放送と自然災害時の緊急警報放送システム(EWBS)への活用」開催へ向けた準備 -

2017/9/19

   9月12日,国立工科大学電気通信訓練研究所(INICTEL-UNI)において,総務省・ペルー運輸通信省間にて,日ペルー・地デジ技術協力の今後の方向性に関する会合が開催され,主に地デジ第三国研修に関して意見交換が行われました。

   日本からは当地訪問中の小川総務省放送技術課技術企画官,岡部JICAペルー専門家及びJICAペルー事務所,ペルーからはバルデス運輸通信省通信副大臣,オリデンINICTEL-UNI所長ほか国際協力庁等関係機関が参加しました(当館からは坂本書記官が出席)。

   会合では,バルデス運輸通信省通信副大臣から,本年3月のペルー北部の洪水被害や同9月に発生したメキシコの震災に触れ,自然災害の発生に対処すべく,日本の協力で導入している地デジを活用した緊急警報放送システム(EWBS)の更なる発展へ向けた取組を進めていく旨述べました。また,日本からの地デジ分野の技術協力を通じてペルーが得ている知見を活用し,ラ米諸国の他の地デジ日本方式採用国に対し,第三国研修を通じ,地域全体の発展に貢献したい旨述べました。

   小川総務省技術企画官から,ペルーの地デジ関係者のこれまでの尽力に感謝を表明し,ペルーのイニシアチブにより立案・要請されている地デジ分野の三角協力研修については総務省としても高く評価するとともに,同研修の実施が決まった際には,総務省としても同取組を支援していく旨述べました。

   INICTEL-UNI及び国際協力庁から,地デジ第三国研修の経緯,内容や実施体制,同研修に関連しINICTEL-UNIが独自で考えているペルー国内の特に地方のエンジニアへの人材育成,周辺国と連携した地デジ関連イベント等に関する説明が行われました。

   本取組は,昨年の安倍総理のペルー公式訪問中,11月18日の両首脳会談後の署名式において,総務省とペルー運輸通信省との間で署名された「ICT分野における共同プロジェクト導入へ向けた持続的な協力に関する覚書」に基づき開催されたものです。
(覚書の内容は以下総務省HPを参照)
   http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin08_02000069.html
                                                     
                                                                 会合参加者                                    INICTEL-UNI地デジEWBS受信機研究開発施設視察