第2回日系ICT(情報通信技術)スタディ・グループ会合「ペルーのICT・通信インフラの現状」開催結果(7月6日開催)

平成30年7月13日

 7月4日,日秘文化会館において,ICT分野で活躍する日系人専門家で構成されたICTスタディ・グループの第二回会合が開催され,ヤナウラ・ペルー日系人協会会長,クニガミ同協会顧問(前会長兼同スタディ・グループ推進役),大橋領事ほか計30名程度が出席しました。
 
 会合では,前ペルー運輸通信省通信副大臣であり90年代には日本の電気通信大学に留学し博士号を取得しているカルロス・バルデス・ペルー応用科学大学(UPC)工学部電子工学学科長を講師として招き,「ペルーにおけるICTや通信インフラの現状」(講演資料)と題した講演が行われた後,出席者間で今後のペルーにおける通信インフラのあり方等について議論いたしました。
 
 本グループは,外務省が本年度から実施している日系ネットワークの更なる強化を目的とした「現地日系ネットワーク形成支援事業」の一環として先月第1回会合を開催しており,今回はその第2回目の会合となります。当館は,今般の本グループの取組が中南米全体における日系社会の活動の一つの成功例として,ペルーのみならず地域全体の日系社会の活動の活性化に繋がることを期待し引き続き本取組を支援していく考えです。

グループ記念撮影

クニガミ・日系ICTスタディ・グループ推進役
 

大橋領事挨拶

バルデス・ペルー応用科学大学電子工学学科長講演