ペルー産うんしゅうみかんの日本向け輸出解禁

平成30年9月26日

 近年,ペルーから日本に向けたハス種アボカドやケント種マンゴーなどの生果実の輸出が解禁されており,ペルーから日本への農林水産物の輸出額は,178百万ドル(2016年)になっています。
 日本の農林水産省は,ペルーの植物検疫当局との間で,ペルー産うんしゅうみかんの生果実の輸出解禁のための協議を進めてきたところです。
今般,9月26日,農林水産省は,ペルー産うんしゅうみかんの生果実の輸出を解禁する旨通知しました。
 ペルーのうんしゅうみかんは,ペルー農業灌漑省の資料によると1940年に日系移民が持ち込んで栽培したのが始まりとされ,イギリスなどへ輸出されています。
 来年の日ペルー交流年に,ペルー産うんしゅうみかんは日本へ始めて輸出される見込みであり,約80年振りに里帰りをすることになります。
 

ペルー産うんしゅうみかん

最初に植えたうんしゅうみかんの苗