令和4年度外務大臣表彰(ペルー日系人協会 ノルベルト・ホサカ顧問)

令和5年1月13日

1月13日、日本とペルーの外交関係150周年記念の行事の一つとして、ノルベルト・ミゲル・ホサカ・オオシロ氏に対する外務大臣表彰授賞式が、日本大使公邸で開催されました。これは、日本とペルーの相互理解の促進に尽力し、もって我が国とペルーとの友好親善に寄与した同氏の功績が評価されたものです。
 
ノルベルト・ミゲル・ホサカ・オオシロ氏は、2013年にペルー日系人協会(APJ)の会計補佐となったのを契機に、日秘百周年病院のエグゼクティブ・ディレクターやAPJの医療部長、副会長など同協会の重要な役職を歴任し、2020年3月に同協会の会長に就任しました。会長として、特筆すべき点として、コロナ禍において、「ペルー頑張れ」といったキャンペーンを主導して、ペルーの脆弱層に支援物資を配布するなどの活躍によりペルーの社会福祉分野に多大な貢献をしたことが挙げられます。これにより、日系社会の貢献が際立つものとなりました。
 
また、ホサカ氏は、2005年には日本食レストラン「HANZO」の設立・運営に携わり、同レストランで日本食の普及に貢献してきました。また、同氏は、その幅広い知識により、パシフィコ大学において会計学の教鞭を執るとともに同大学の役職を歴任しており、現在は革新・起業センター長を務めています。
 
このような功績が認められ、日秘外交関係150周年の今年に、外務大臣表彰を授与することになりました。
 
授賞式では、片山和之 駐ペルー日本国大使から、賞状と記念品が贈られ、その功績を讃えられました。ホサカ氏は、授賞の喜びとともに、APJの役員や一緒に働いた仲間への、また、夫人やご両親、妹さんへの感謝を述べました。

片山大使の挨拶:こちら