曹洞宗南アメリカ国際布教120周年記念行事

令和5年8月29日
在ペルー日本国大使館

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 8月26日、曹洞宗南アメリカ国際布教120周年記念行事が日秘文化会館大ホールで開催され、片山和之ペルー駐箚特命全権大使夫妻が出席しました。

 同行事には、本邦の曹洞宗宗務庁から深川典雄教化部長、総本山永平寺から西村眞典副監院兼典座、総本山總持寺から廣澤道秀副監院兼尚事が参加した他、南米だけでなく北米や欧州からも僧侶40人以上が集まり、また、世界宗教者会議ペルー関係者、ペルー法務人権省、日系団体代表者などが出席しました。

 同行事では、曹洞宗の複数の高僧による厳かな読経が行われ、出席した人々は普段見る機会のない特別な法要に感銘を受けていました。また、ペルーでの布教活動を18年間担ってきたオオシロ・ジセン老師をはじめ、中南米の布教活動に従事する各国の僧侶への感謝状が曹洞宗より手交されました。

 片山大使は、挨拶の中で、外交関係樹立150周年とともに曹洞宗南アメリカ国際布教120周年の二重に喜ばしい年であること、また、日本人の移住初期の過酷な環境の中で仏教の教えが心の支えとなったであろうこと、その観点から曹洞宗の日系社会への貢献に感謝しますと述べました。

片山大使挨拶はこちら

ステージ上で、複数の高僧が読経する様子
高僧による読経

花が飾られた演台で、挨拶を読み上げる片山大使
挨拶する片山大使