日秘和親貿易航海仮条約のユネスコ「世界の記憶」ラ米・カリブ海地域 登録認定式の開催 (4月29日)
令和6年5月3日


4月29日、ペルー外務省トーレ・タグレ宮にて、日秘和親貿易航海仮条約のユネスコ「世界の記憶」ラ米・カリブ海地域登録認定式がペルー外務省主催で開催され、山元毅大使も出席しました。
ユネスコ「世界の記憶」は、世界的に重要な文書の保存やアクセスを向上させること等を目的にユネスコが1992年に設立したプログラムで、2年に一回の頻度で登録のための審査が行われています。今回登録された日秘和親貿易航海仮条約が、1873年に東京で調印されたことにより、ペルーは日本にとって中南米地域ではじめて外交関係を樹立した国となりました。また、今年、日本人ペルー移住125周年を迎えるにあたり、両国の外交関係の絆を象徴する同文書がユネスコ「世界の記憶」に登録されたことは、両国にとって有意義なものとなりました。
式典には、山元大使の他、カミノ外務副大臣をはじめとする外務省関係者の他、日系人コミュニティの代表など約70名が参列しました。