草の根・人間の安全保障無償資金協力 新規案件(3件)の署名(3月13日)
令和7年3月14日



3月13日、山元大使は当館において、令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力として、ペルーの開発を支援する3件の新規プロジェクトに係る契約書の署名を行いました。山元大使は、草の根・人間の安全保障無償資金協力の枠組みで、日本政府と受益コミュニティーとが直接対話しながら、受益地域のニーズに沿った支援を実施してきたことに言及し、この日署名された協力案件がペルーの防災対策及び格差是正の一助となることを祈念する旨述べました。
各プロジェクトの概要:
(1)「リマ市及びウカヤリ州中古救急車整備計画」
被供与団体:ファイヤーマン・アンド・ヘルス・ホープ
代表者:マリア・フロレンシア・トゥニョケ・サンドバル代表
救命活動の迅速化・地域住民の安全な暮らし確保のために、中古救急車2台を供与します。
(2)「リマ市中古ブロアー車整備計画」
被供与団体:ファイヤーマン・アンド・ヘルス・ホープ
代表者:マリア・フロレンシア・トゥニョケ・サンドバル代表
地下空間、倉庫及びビル等での火災における迅速で安全な消火活動のために、中古ブロアー車1台を供与します。ペルー初めて配備される特殊車両であるため、日本の消防士による技術支援も予定されています。
(3)「カヤオ市ヌエボ・パチャクテック学校職業訓練機材整備計画」
被供与団体:パチャクテック基金
代表者:マリア・テレサ・ボンボイ・ミンガロ代表
パチャクテック地区住民の就労機会・生活環境の向上のために、同校電気コースに職業訓練用の機材7台を整備します。