4月3日の「日友好の日」に関連したペルー日系人協会(APJ)主催によるペルー日本人移住116周年及び日秘友好の日26周年記念行事が,4月8日,リマ市内カンポ・デ・マルテ公園及び日秘文化会館において行われました。
当日午後,カンポ・デ・マルテ公園内の日秘友好の橋では,アウレリア・タン秘日友好議連会長ほか主賓による献花が行われ,ラ・ウニオン校生徒代表のダナ・マスムラ・イナミさんの日本語と西語を交えたスピーチに続いて,エンリケ・デロンテ・カグナ ヘスス・マリア区助役,ペドロ・マカベAPJ会長及び株丹大使による挨拶が行われました。

→株丹大使挨拶(スペイン語/日本語)
当日夕刻,日秘文化会館に会場を移して,日系物故者に対するペルー裏千家淡交会による献茶,ペルー曹洞宗による法要,ペドロ・マカベAPJ会長の追悼の辞に続き,参加者による焼香が行われました。
続いて,同会館において記念式典が挙行され,株丹大使を始め出席者からの挨拶のほか,90歳を迎えた日系一世高齢者2名への表彰が行われました。
中でも日系人子弟代表のアヤミ・アドリアナ・アラガキ・ナカマさん(11歳)のスピーチは,おじいさんがアヤミさんに話してくれた,日本からペルーに移住したひいおじいさんが,リマでホテルを経営していたときの体験や,戦争中の辛い時期を力を合わせて乗り越えたおじいさん達の苦労話,そして,その助け合いの精神を見習おうとするアヤミさんの心が,素直な言葉で綴られており,とても新鮮で印象的でした。

→アユミ・アドリアナ・アラガキ・ナカマさんの挨拶(日本語)

→株丹大使挨拶(スペイン語/日本語)