4月3日の「日秘友好の日」に関連したペルー日系人協会(APJ)主催による日秘友好の日制定27周年及びペルー日本人移住117周年記念行事が,4月4日,リマ市内カンポ・デ・マルテ公園内の日秘友好の橋及び日秘文化会館大ホールにおいて行われました。
当日午後,カンポ・デ・マルテ公園内の日秘友好の橋では来賓による献花が行われ,日系校生徒代表の挨拶に続いて,カルロス・ブリンガス・クレイセン ヘスス・マリア区長,ホルヘ・クニガミAPJ会長及び株丹大使による挨拶が行われました。 (株丹大使挨拶はこちら(日本語)(スペイン語))。
日系校生徒代表のヒデヨ・ノグチ校のエステファニィ・アウ・グラナドさん(17歳)の挨拶には,日本生まれのエステファニィさんがペルーに来るときの不安やその後の経験,日系としての心を持ちつつより良きペルー市民になること,祖先の歴史や努力を誇りにもって日本とペルーの絆を大切にする彼女の思いが込められていました。(エステファニィさんの挨拶はこちら(日本語))
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株丹大使の挨拶 |
エステファニィ・アウ・グラナドさんの挨拶 |
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式典に参加された皆さん |
当日夕刻,日秘文化会館大ホールに会場を移して,日系物故者に対するペルー裏千家淡交会による献茶,ペルー曹洞宗による法要,ホルヘ・クニガミAPJ会長の追悼の辞に続き,参加者による焼香が行われました。
法要の様子
続いて,記念式典が挙行され,日系人子弟代表,ホルヘ・クニガミAPJ会長,日系高齢者代表及び株丹大使からの挨拶のほか,90歳を迎えた日系一世高齢者への表彰が行われました。(株丹大使挨拶はこちら(日本語)(スペイン語))
日系子弟代表のチエミ・エリザベス・イジェスカ・ヒガさん(13歳)の挨拶では,チエミさんの祖父が話してくれた曾祖父母の苦労話や,辛いことに耐え,悲しみや苦しみを乗り越えた日本人移民の努力,勤勉,尊敬の心を忘れずに次の世代に伝えるとともに,ペルーと日本の友好の架け橋になろうとする気持ちが素直に述べられていました。(チエミさんの挨拶はこちら(日本語))
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株丹大使の挨拶 |
チエミ・エリザベス・イジェスカ・ヒガさんの挨拶 |
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式典に参加された皆さん |