大使公邸でのセミナー「日・ペルー貿易:EPAのインパクトとTPPの機会」開催結果

平成28年6月21日
在ペルー日本国大使館
 

  6月14日,株丹大使は,日・ペルー貿易で主要な役割を担う両国の民間・政府関係者を公邸に招き,今回のセミナーを開催いたしました。
 
 冒頭,株丹大使からの挨拶(スペイン語日本語仮訳)に続き,「日・ペルー貿易:EPAのインパクトとTPPの機会」について調査を委託したペルー経済研究所(IPE)から,その調査概要について,パワーポイントを用いて報告が行われました。この委託調査は,日本とペルーの間でEPAが締結されているなか,2月に両国が参加するTPPが署名されたことをきっかけに実施したものです。

 
  本セミナーには,日秘商工会議所のメンバーの他,ペルーの民間経済団体や,通商観光省,外務省をはじめとする政府関係機関等,約
40名が参加しました。

 

 質疑応答では,参加者から,ペルーの中小企業が日本向けの輸出を継続するには何が必要か,ペルーにおける日系企業の進出を増やすにはどうすれば良いかといった質問や,関係者の連携強化によってもカヤオ港の効率改善が可能,日本への輸出においてコネクティビティが重要といったコメントがあり,その後,参加者の懇談が行われました。

 

 今回のようなセミナー等を通じて,日本とペルーの貿易関係が促進されることを願っています。ペルーとの貿易にご関心のある方は,日本企業支援窓口(coopjapon@li.mofa.go.jp)までご連絡ください。

 

 

    

                     株丹大使挨拶                                    セミナーの様子